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マヌルネコ
学名:Otocolobus manul
食肉目 ネコ科
生息地:イランから中国西部
マヌルネコの保全や研究を行う「PICA」
写真:PICAホームページより引用
ヨーロッパ、北アメリカ、日本の多くの動物園がマヌルネコ保護団体「PICA」をパートナーやサポーターとして支援しています。
もうすぐ 国際マヌルネコデー
毎年4月23日は国際マヌルネコデーです。「マヌルネコについて考えよう」という日で、マヌルネコ保護団体「Pallas’s cat International Conservation Alliance(通称PICA)」によって定められました。2019年に始まり今年で3回目。当園もこの団体の活動を支援しており、国際マヌルネコデーにマヌルネコの情報を発信しています。
マヌルとはモンゴル語で「小さいヤマネコ」のこと。マヌルネコはシベリア南部から中央アジアの標高の高い草原に生息し、寒い地域で暮らすためにフサフサの毛と短い耳をしています。短い耳は他のネコ科動物よりも低い位置にあり、岩場の陰に身をかくすのにも適しています。また、単独で行動しており、ネズミなどの小さなげっ歯類や鳥類を食べています。
かくれる当園のマヌルネコ、ロータス
マヌルネコは希少な動物
毛皮などをねらった密猟により、マヌルネコの頭数は減少しているとされています。また、1頭の分布域が広く、100㎢あたりに4~8頭しかいないため、希少な動物といわれています。
当園では昨年、生息地の岩場をイメージした新しい放飼場「マヌルロック」が完成。マヌルネコのさまざまな行動を観察することができます。
国際マヌルネコデーでは、毎年マヌルネコに関するイベントを開催しています。ぜひこの機会にマヌルネコについて学んで考えてみましょう!
放飼場「マヌルロック」の岩場
こども動物自然公園ニュース
コアラの赤ちゃんの名前が決まりました!
1月28日(金)から2月13日(日)までに集まったみなさんの投票により、コアラのメスの赤ちゃんたちの名前が決まりました! コタロウとジンベランの子がミラ(左)、ピリーとクインの子がスピカ(右)です。コアラたちのふるさと、オーストラリアで見える恒星の名前が由来です。投票してくださったみなさん、ありがとうございました!
写真提供:埼玉県こども動物自然公園
埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。