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佐久穂町立佐久穂小学校と佐久穂中学校の4年生から8年生(中学2年生)は、教科学習と自然環境学習がリンクした「森林林業体験学習事業」を通して、森や林業について学んでいます。
4年生はみどりの少年団として、きのこ駒打ち体験とかぶと岩わき水見学を行います。5年生は機械化が進む林業の見学と体験、6年生は木を育てる工程にあたる植栽や下刈りの体験を通して、実際の森林林業を学習しました。
中学1年生にあたる7年生は、森が生まれるところといわれる「苔の森」や、佐久穂町がほこる日本一のシラカバ林を訪ねます。さらに育った木が切られて木材となり製品化されるまでのそれぞれの現場を見学して説明を受けました。最終学年となる8年生では、学習の総まとめとして就業体験活動(インターシップ)を行います。
これらのプログラムは、森の中で実際に木を見たり林業体験したりすることで、森林林業を将来の職業の1つに考えて欲しいと、行政、学校、地元企業による「さくほ森の子育成クラブ」と学校が協力して、毎年実施されています。
佐久穂町 産業振興課 林務係
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エコチル編集部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。
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