【よこはま動物園ズーラシアだより】マレーバクの赤ちゃんが誕生したよ! 「マレーバク」を知って、赤ちゃんに会いにいこう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
横浜
動物園だより
2022.04.06

【よこはま動物園ズーラシアだより】マレーバクの赤ちゃんが誕生したよ! 「マレーバク」を知って、赤ちゃんに会いにいこう!

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マレーバク

学名:Tapirus indicus
生息地:ミャンマー南部、タイ、マレー半島、スマトラ島の熱帯雨林の森の中で単独で生活
奇蹄目 バク科

バクの赤ちゃんはおとなと体の模様が異なります。このウリ坊柄は、森の中のしげみや木もれ日にまぎれる“保護色”となります。

マレーバクとは?

マレーバクは、ミャンマー南部、タイ、マレー半島、スマトラ島の熱帯雨林の森の中で単独で生活しています。木の葉や草などをえさとしています。水辺を好み、泳ぎも上手です。

現存するバク5種のうち、唯一アジアに生息しており、バクの仲間では最も体が大きいです。おとなは体の色が黒と白のツートンカラーになっているのが特徴です。森林の開発による生息地の破壊で個体数が減少し、現在は絶滅危惧種になっています。私たちの仲間がこれ以上、地球上から消えてしまうことのないように、できることから少しずつ始めていきましょう。

マレーバクの 赤ちゃん誕生!

2022年1月12日に、ズーラシアで17年ぶりにマレーバクの赤ちゃんが誕生しました! お母さんのロコは今回が初めての出産・子育てでしたが、落ち着いて子どもの面倒を見ています。マレーバクの妊娠期間は400日と非常に長く、今回産まれた赤ちゃんは体重10㎏をこえる大きなオスでした。

マレーバクのおとなと赤ちゃんでは、体の模様が異なります。赤ちゃんの特徴的なウリ坊柄は生後2カ月ごろから少しずつ変わり始め、5カ月ごろにはおとなと同じツートンカラーに変わります。生後約1週間で、お母さんが食べている葉っぱやえさに興味を示し、見よう見まねで口に入れていました。それでもまだ、お母さんのおっぱいをたくさん飲み、日に日に大きくなっています。ぜひ会いに来てくださいね。

お母さんといっしょに食べます

 

授乳の様子

ズーラシアニュース

飼育員のお仕事パネル展

4月19日の419(しいく)にちなみ、飼育員のお仕事や道具などを紹介するパネル展を実施します。飼育員が使用する道具には意外なものがたくさんあります!将来、動物園で働きたいと思っている方には、とっておきの情報になるかもしれません。

3月16日(水)~5月9日(月)、園内のアマゾンセンターに掲示します。


写真提供:よこはま動物園ズーラシア

よこはま動物園ズーラシア【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】 
〒241-0001 横浜市旭区上白根町1175-1
TEL 045-959-1000
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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