【城山動物園だより】コクチョウこそが真のオシドリ夫婦?「コクチョウ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
長野
動物園だより
2022.03.14

【城山動物園だより】コクチョウこそが真のオシドリ夫婦?「コクチョウ」

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コクチョウ

 

学名:Cygnus atratus
カモ目カモ科
生息地:オーストラリア

特徴:全身が黒く、1カ所に留まるものもいれば、渡り鳥のように定住しないものもいます。

コクチョウこそがオシドリ夫婦?

ハクチョウの仲間で、コクチョウという名前は体の色が黒いことが由来です。全身は真っ黒ですが、風切羽の部分だけ白いのが特徴です。目とくちばしが赤く、くちばしの先に白い斑点があります。体長は110~140㎝、体重は3・8~8・7㎏で、つばさを広げると約2mにもなります。

コクチョウは一夫一妻で、ペアは一生寄りそうといわれています。仲の良い夫婦のことをオシドリ夫婦といいますが、最近、その由来になっているオシドリはなんと毎年ペアを変えることが分かりました(ペアが変わらない個体もいます)。

コクチョウはペアを一生変えることがないので、コクチョウこそが真のオシドリ夫婦だといえるかもしれませんね。


尾はくるんと巻いています

元気に返事をしてくれる「いろはちゃん」

城山動物園では、たくさんの名前募集の候補から決まった「いろは」というコクチョウのメスを飼育しています。目が赤くて少しこわいイメージがあるかもしれませんが、お腹が空くと近くまで寄ってきてくれる、かわいい女の子です。

毎朝、飼育員が「おはよう!」とあいさつをすると、大きな声で鳴いて返事をしてくれます。そんな美人ならぬ美鳥ないろはちゃんに、ぜひ会いに来てください!


えさはキャベツや穀物と水鳥用のペレットをあたえています

じょうやまニュース

ワオキツネザルの寒さ対策

ワオキツネザルは、ときどき両手、両足を広げて木に座っていることがあります。一体何をしているのでしょう?実は、日光浴をしているのです。寒い日には、ストーブに向かって「大の字」になることも。城山動物園もだんだん春の香りがしてきました。この姿が見られるのも、あと少しかもしれません。


写真提供:城山動物園

長野市城山動物園
〒380-0802 長野市上松2-1-19
TEL 026-233-0586
https://www.johyama.com/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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