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今回、お話をうかがったのは、西表島ADVENTURE PiPiアクティビティガイドの秋山開さんです。自然と人の関わりについてお聞きしました。
今月のテーマ:自然と人のいい関係
実際に見て、ふれて、感じる。教科書やテレビでは得られない「本物の体験」をを提供し、自然の神秘を伝えたい!
西表島ADVENTURE PiPi アクティビティガイド
秋山 開さん
1994年生まれ。実家は長野県八ヶ岳のふもとで宿を営む。自然や人と関わることが好きで、自転車で日本全国を旅して周った経験も。 現在は日本最後の秘境・西表島でアクティビティガイドを務める。
本物の自然の中で生活したい!
秋山さんのお仕事は、山や川、海などで安全に楽しく遊ぶための企画や指導。また、植物や野生動物、歴史なども紹介し、その土地への理解を深めてもらう案内人でもあります。「世界遺産である西表島をはだで感じ、本物の自然の中で生活したいと思いこの仕事を選びました。一生の思い出となる感動を来てくれた方と共有できる、やりがいのある仕事です」と秋山さんは言います。また、定期的に海岸清掃にも取り組んでいます。「海外からもごみが流れ着きます。放っておくと、西表島の景色を損ねたり、野生動物がごみにからまったり、まちがって食べたりしてしまうんです」。
「自然と人のいい関係」とは?
秋山さんは次のようにも話してくれました。「現代は日常生活の中で、自分の命が自然のめぐみに支えられていることを実感しづらくなっています。便利な物がない環境で、子どもたちの純粋な心が自然の中で多くの命と出合ったとき、自然と人のいい関係が見えてくるかもしれません。自然にふれ、自然を大切にすることは自分を大切にすることや、海も山も、そこにすむ生き物たちもみんなつながっていることを感じ取ってくれたらいいなと思います。自然を後世に残すための行動を起こすきっかけにもなるとうれしいですね」。
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。