【日立市かみね動物園だより】「草原の主」と呼ばれるカピバラ「カピバラ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
茨城
動物園だより
2022.02.14

【日立市かみね動物園だより】「草原の主」と呼ばれるカピバラ「カピバラ」

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今月のどうぶつ:カピバラ

学名:Hydrochaerus hydrochaeris
げっ歯目 カピバラ科
生息地:南アメリカの水辺

左から末っ子のローズ、母親のハナ、長女のミカン。動物園では、オス1頭とメス3頭のカピバラが暮らしています

「草原の主」と呼ばれるカピバラ

ネズミの仲間では最大となるカピバラ。体重はなんと60 kg程になります。のんびりしているイメージがありますが、時速約50 kmのスピードで走ることもできるのです。イネ科の植物を主食とし、その存在感からか現地では「草原の主」と呼ばれています。水辺での生活に適応しているので、耳・目・鼻が水平に位置し、水面から少し顔を出すだけで周りの状況を知ることができます。

上下に2本ずつある立派な前歯も特徴です。放っておくとのび続けてしまうので、かたい木などをかじって、かみ合わせの良い長さにけずります。またネズミの仲間ではめずらしく、巣を作らず、家族単位で行動しますが、他の家族と合流して100頭程の大きな集団になることもあります。


水中に入ると一直線に耳・目・鼻があることがよく分かります

 

より近くでカピバラに会おう

カピバラは、年2回の繁殖シーズンがあり、一度に通常3~4頭の赤ちゃんを生みます。増えすぎないように、かみね動物園ではオスとメスを別のスペースで飼育しています。いっしょにすると交尾する姿が見られるので、春ごろに小さなカピバラが元気に走り回っているかもしれません。

また、オスがいるグラウンドの中には歩いて入ることができます。大きなプールで水浴びをしたり、日向ぼっこをしたりしている姿をより近くで見てみてください。


泳ぎも得意。水かきと走るためのつめがあり、水陸両用の体になっています

 

日立市かみね動物園ニュース

マンドリル「ケンシロウ」の誕生日会

2月7日(月)に16才の誕生日をむかえた派手なお顔のマンドリル、ケンシロウくん(オス)に特製のバースデーケーキをプレゼントしました。

2月6日(日)にマンドリル舎前で、来園していただいたお客様と一緒にお祝いをしました。


写真提供:日立市かみね動物園

日立市かみね動物園
茨城県日立市宮田町 5丁目2-22
TEL:0294-22-5586
https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/

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エコチル編集部

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