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フンボルトペンギン
学名:Spheniscus humboldti
ペンギン目ペンギン科
生息地:ペルーやチリの沿岸
特徴:全長65~70cm体重3~5kg。胸から両わきにかけて黒い1本の帯模様があります。お腹側の白い部分に黒い斑点模様がありますが、この模様は、個体ごとにちがいます。
ペンギンの生活の場は氷の上とは限りません
みなさんは、ペンギンというと何を思いうかべますか?ペンギンは、雪が多く降り、地面が全て氷でおおわれた、とても寒い所で暮らしているイメージではないでしょうか。全世界には、ペンギンが18種類いますが、実は、氷の世界で暮らしているペンギンは、ほんの少しなのです。
それ以外は、岩場や植物のしげった場所で生活しています。そして、ペンギンは南半球にしか生息していないので、同じように氷の上で暮らすイメージが強いホッキョクグマとは、いっしょに生活することもありません。
城山動物園にいるフンボルトペンギンは南米のチリやペルーに生息しており、サボテンがあるような場所で生活しています。
地面で暮らすフンボルトペンギン
動物園や水族館が繁殖に向けて協力
チリやペルーと同じように、フンボルトペンギンは、日本の気候でも屋外で暮らせます。むしろ日本の気候が合っているのか、多くのペンギンが産まれています。
フンボルトペンギンは、日本の動物園や水族館ではとても多く見られます。しかし、自然界ではどんどん数が減っています。そこで、この貴重なペンギンを守るために日本の動物園、水族館が協力し合って、数を増やす努力をしているのです。
えさに集まるペンギン達
城山動物園ニュース
「ピヨヨン」が仲間入りしました
10月5日(火)に、富山県魚津水族館よりメスの「ピヨヨン」が新しく仲間入りしました。協力してペンギンを増やすための、およめ入りです。城山動物園からは、オスの「アッシュ」が魚津水族館にむこ入りしました。このように、それぞれの園のペンギン同士をお引っ越しさせて、新しい仲間を増やしています。
写真提供:長野市城山動物園
長野市城山動物園
〒380-0802 長野市上松2-1-19
TEL 026-233-0586
https://www.johyama.com/
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