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ナンヨウマンタ
学名:Mobula alfredi
イトマキエイ科 イトマキエイ属
生息地:沖縄以南、インド太平洋の温・熱帯海域
エイの仲間では最大級となる種類。オニイトマキエイと同じ種とされていましたが、近年になって別の種と分けられました。大きな体をしていますが、主に小さなプランクトンをえさとしています。
ダイバーにも人気!ナンヨウマンタ
ナンヨウマンタは、よく「マンタ」と呼ばれており、ダイバーにも人気の生き物です。ナンヨウマンタは成長すると横幅4mほどの大きさになりますが、体のサイズなどそれぞれの個体の特徴にちがいがあり、体の先に角のようなひれがあるのも特徴です。また、お腹の模様がそれぞれちがうので1匹ずつ見分けることができます。
通常のマンタは背面が黒く、お腹が白いのですがブラックマンタと呼ばれるマンタはお腹もまっ黒です。このブラックマンタはごくまれにダイバーの目撃情報があるだけで、世界的に見てもとてもめずらしいマンタです。
ブラックマンタと通常のナンヨウマンタ
ジンベエザメだけじゃない「黒潮の海」大水槽
「黒潮の海」大水槽では、現在4匹のナンヨウマンタを飼育しています。一番長い飼育期間は23年で、世界で初めて水槽内での出産にも成功しています。マンタは妊娠期間が1年であること、一度の出産で1匹の大きな赤ちゃん(横幅約1・8m)が産まれることなど、飼育を通して初めて分かりました。飼育している4匹のうち一番大きな個体は横幅およそ3・6m、体重340㎏のメスです。
「黒潮の海」大水槽では、ナンヨウマンタたちがかっこよく泳ぐ姿を見ることができます。ぜひみなさん、マンタたちに会いに来てくださいね。
「黒潮の海」大水槽のマンタ
美ら海ニュース
オリジナルグッズ販売中
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写真提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園)・沖縄美ら海水族館
沖縄美ら海水族館
〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川424番地
TEL 0980-48-3748
https://churaumi.okinawa
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