【海遊館だより】黄色い頭部と目から背びれにつながる黒い線模様が特徴「バリアリーフクロミス」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2025.04.08

【海遊館だより】黄色い頭部と目から背びれにつながる黒い線模様が特徴「バリアリーフクロミス」

目次 [非表示]

今月のどうぶつ:バリアリーフクロミス

学名:Chromis nitida
英名:Barrier reef chromis
生息地:オーストラリア
スズキ目 スズメダイ科

バリアリーフクロミス

グレート・バリア・リーフ水槽
リニューアルオープン!

2024年11月に海遊館のグレート・バリア・リーフ水槽が大規模なリニューアルを終えてオープンしました。飼育員が実際に現地へ調査に行き、サンゴの生命力をテーマに、サンゴ礁の現状をリアルに再現しました。この水槽では多種多様なサンゴと生き物をご覧いただけます。今回は、この水槽に暮らす生き物をご紹介します。

現地調査でリアルなサンゴを再現しています

リアルに再現された水槽で
お気に入りを探してみよう

まずは、黄色い頭部と目から背びれにつながる黒い線模様が特徴のバリアリーフクロミス。オーストラリアのみに生息する固有種で、サンゴ礁の浅瀬の水深2~40mで見られ、最大9㎝になるスズメダイの仲間です。群れで生活しており、小さなプランクトンなどを食べます。繁殖期にはメスが岩などに粘着性の卵を産み付け、オスは卵が孵化するまで守ります。海遊館でも産卵が確認されているので、繁殖に挑戦中です。

次に、スクリブルドエンゼル。青い体に水色の波線模様が特徴的な魚です。目の後ろや尾びれに黄色い模様があります。主にオーストラリア北部のサンゴ礁に生息し、水深5~20mの浅瀬で見られます。海綿やエビ類、サンゴなど、さまざまな生き物を食べます。最初は全てメスですが、群れの中で大きな個体がオスに変わります。

他にも色鮮やかな魚やウツボなど、たくさんの生き物がいますので、ぜひお気に入りを探してみてください。

スクリブルドエンゼル

かいゆうかんニュース

笑顔になれる
“ちょっと”ワクワクする企画を開催!

海遊館は2025年7月20日(日)に35周年を迎えます。「こころが、フフフ」をスローガンに、訪れる人々が笑顔になれる“ちょっと”ワクワクする場所を目指して、さまざまな企画を用意しています。あなたも自分だけの「フフフポイント」を見つけてみてくださいね!

 


写真提供・協力・監修/海遊館
大阪市港区海岸通1丁目1-10
TEL:06-6576-5501
>>> https://www.kaiyukan.com/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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