【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】小さくてかわいいけどワイルドな一面も「ミーアキャット」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
相模原
動物園だより
2025.04.08

【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】小さくてかわいいけどワイルドな一面も「ミーアキャット」

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今月のどうぶつ:ミーアキャット

食肉目(ネコ目) マングース科
生息地:南アフリカ共和国、アンゴラ、ナミビア、 ボツワナ等のアフリカ南部の乾燥した低木地帯

当園では「キミ」「アリサ」「モモ」の3頭のミーアキャットが仲良く暮らしています。

小さくてかわいいけどワイルドな一面も

体長約30㎝、長いしっぽは約20㎝、体重は約600~900g。体色はベージュや黄みを帯びた茶色で、目の周りと耳が黒く、背中にしま模様があります。

野生下では最大40頭ほどの群れを作り、地下に穴をほって、トンネルで複雑につながった巣穴で生活します。群れは団結力が強く、天敵の見張りや子育ても協力して行います。

社会性が高くおだやかな動物に見えますが、「砂漠のギャング」と呼ばれるほど気性のあらい一面もあります。天敵におそわれても最後まで戦い、ミーアキャット同士でも、別の群れと激しい縄張り争いをすることもあります。

食性は肉食寄りの雑食で、昆虫や幼虫、は虫類、鳥や卵、小型のげっ歯類まで、さまざまな生き物を捕食します。サソリやクモ、ヘビなど、毒を持つ危険な生き物もバリバリと食べてしまいます。

当園でのえさは果物、野菜、ミルワーム等

後ろ足で直立する理由は2つあるよ

ミーアキャットといえば、後ろ足で立ち上がる姿が有名。この姿勢をとる理由の1つは、寒いときにお腹に日光を当てて体を温めるため。もう1つは天敵の猛禽類やジャッカルを見張るためです。

園内では、こうげき的な面はあまり見せませんが、特徴的な立ち姿は見られるかもしれません。

のんびり過ごす姿を見に来てね

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写真提供/相模原麻溝公園ふれあい動物広場

協力 ・ 監修/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
〒252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1
Tel.042-778-3900
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