【エコチル特集】相模原市内でとれる農産品を知ろう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
相模原
特集
2025.04.08

【エコチル特集】相模原市内でとれる農産品を知ろう!

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私たちが食べている野菜やくだものは、どこでどのように作られているのかな? 相模原市内では、いろいろな農作物が育てられているよ。今回は、私たちの身近な所で作られている野菜やくだものなどについていっしょに見てみよう!

持続可能で豊かな農業を

相模原市では、さまざまな農産品が作られているよ。野菜やくだもの、お米、畜産品、花など、農家の方々が心をこめて育てているんだ。農業には有機農業と慣行農法があるよ。聞いたことはあるかな? 有機農業は、自然の力を活かして野菜を育てる方法。慣行農法は、農薬や化学肥料を適切に使いながら、安定した収穫を目指す方法。有機農業には 「自然に優しい」という強みがあり、慣行農法には「安定した生産」という強みがあるんだ。

最近は、有機農業の知恵を活かしながら、慣行農法でも農薬や化学肥料を減らす工夫をする農家さんも増えているよ。逆に、有機農業の農家さんも、慣行農法の技術を参考にしながらより良い方法を考えているんだ。大切なのは、「どうすればみんなにとって、環境にとって、より良い農業ができるか」を考え、農家さん同士が手を取り合うこと。おたがいの強みを活かしながら、持続可能で豊かな農業をいっしょに作っていくことが大事だよ。

私たちにできることは何だろう?

どんな農法で作られた野菜にも、育てた農家さんの努力がつまっているよ。だからこそ食べる側の私たちは「どんなふうに育てられたのかな?」と興味を持って、いろいろな野菜を味わってみよう。

これからの農業は、みんなで学び合いながら、より良い未来をつくることが大切。それが、みんなでおいしい野菜を食べ続けるための大事な一歩になるよ!

相模原市内でとれる主な農産品

ヤマトイモ
「さがみの長寿いも」ともよばれる相模原を代表する農作物

ゴボウ
みずみずしさが特徴の麻溝ゴボウ

ニンジン
古くから麻溝地区を中心に生産されているよ

ブルーベリー
市内の果樹の中で生産者数が最も多いよ

キウイフルーツ
「相模レッド、相模ゴールド、相模グリーン」という愛称が付いているよ

津久井在来大豆
大つぶで甘味が強いのが特徴

その他、米、鶏卵、養豚、花などが育てられているよ!

有機農業って何?

有機農業は、自然の力を活かして野菜を育てる方法だよ。ポイントは3 つ!

【1】化学肥料や農薬を使わない
落ち葉や動物のふんを使った「たい肥」を土にまぜるよ! そうすると、ミミズや小さな生き物が増えて、土がもっと元気になるんだ。

【2】自然と仲良くする
草や虫を全部無くさず、良いバランスを作ることで、野菜を元気に育てるんだ。有機農業の畑では、チョウやテントウムシ、カエルなどの生き物もたくさんいるよ。虫や鳥が自然のバランスを保ってくれるから、元気な野菜が育つんだ。

【3】土や水、自然を大切にする
ずっとおいしい野菜が作れるように、土を優しく守るよ。

相模原市では「オーガニックビレッジ」という有機農業を広める活動をしているよ。農家さん同士が勉強したり、みんなに有機野菜を知ってもらうためのイベントを開いたりしているよ。他にも、学校給食に有機農業で育てられた作物を使う取り組みも進めているんだ。

▲ 有機農業で育てられるニンジンの圃場

▲ 有機農業で育てられたお米を使った給食

▲有機農業を行う農家の方による授業

相模原市グルメカレンダー

1年を通じて、相模原市内ではいろいろな野菜やくだものが作られているよ。このカレンダーを参考に、旬の農作物を味わおう!

「さがみはら市民朝市」へ行こう!

さがみはら市民朝市は、毎月4回開催されているよ。畑から直行の 新鮮な野菜をはじめ、市内養鶏場の卵、パンやお豆腐、お惣菜、 和菓子等加工品など「相模原市のおいしいもの」が集結! ぜひ行ってみてね。

【開催場所】
第1・3日曜日
: 南区合同庁舎正面駐車場(南区相模大野5-31-1)
第2・4日曜日:市農協本店第一駐車場(中央区中央6-14)

【開催時間】
10月~3月:午前8時~午前9時
4月~9月:午前7時~午前8時

※ 開始から30分程度で売り切れとなるお店もあるので、なるべく早い時間に来てね。


監修:相模原市環境経済局農政課

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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