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今月のどうぶつ:ヤブイヌ
学名:Speothos venaticus
食肉目 イヌ科
生息地:南アメリカ北部の森林や草原に広く分布し、特に水辺を好む
ヤブイヌは指と指の間に小さな水かきがあり、水に入って泳いだり魚をとったりすることも得意としています
ヤブイヌってどんなイヌ?
ヤブイヌはパナマからアルゼンチン北部の森林や草原地帯に分布しています。英語で書くとBush Dog。Bushはしげみややぶのことをいい、そういった所に生息しているイヌ科の動物なので、このような名前が付けられています。
ヤブイヌは胴が長く足が短い体型をしています。この体型は、しげみの中で移動しやすく、また、あなをほるのにも適しています。10頭前後の群れで暮らす動物で、オスとメスのペアとその子ども、さらにその弟や妹の集団で生活をします。群れの中で育児やかりを行うので、社会性が高い動物といわれています。オスは片足を上げてにおい付けをするのに対し、メスは逆立ちをしてマーキングをする少し変わった特徴があります。
胴が長く、足が短い体型
かわいい顔してワイルド系!
ヤブイヌは肉を食べる肉食動物です。野生では魚や鳥の他、カピバラやバクなど自分たちより体の大きな哺乳類を集団でおそうことがあるようです。動物園では鶏肉や馬肉、骨付き肉などを日によってあたえています。かわいらしい見た目をしていますが、結構ワイルド系です。
野生では、環境破壊などにより、生息数が減ってきているといわれています。私たち1人1人が環境にやさしい行動をとることで、ヤブイヌたちがすむ環境を守ることにもつながるのではないでしょうか。
肉にかぶりつきます
ズーラシアニュース
※写真は昨年の様子です
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写真提供/よこはま動物園ズーラシア
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