【小樽版】「小樽の植樹活動を紹介!美しい地球を残すための森づくり」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
北海道
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2022.01.11

【小樽版】「小樽の植樹活動を紹介!美しい地球を残すための森づくり」

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みなさんは、“北海道”千年の森プロジェクトを知っていますか?美しい地球を残すため、小樽市で始まった植樹活動です。2021年10月2日(土)・3日(日)には、奥沢水源地にて「いのちの森植樹祭」が行われました。ここでは、プロジェクトの取り組みや植樹祭の様子などを紹介します。

管理の必要のない最も良い自然環境を作る

北海道”千年の森プロジェクトでは、「宮脇方式」による植樹活動を行っています。「宮脇方式」というのは、横浜国立大学名誉教授・(財)国際生態学センター所長を務めた故・宮脇昭先生の植樹方法です。

土地の「主役」である木を選び、その木のまわりに他の木を植えることなどで、管理の必要がない森が作られるといいます。鎮守の森に見られるような、常緑照葉樹※が主役の木となります。 「異なった樹木がそれぞれの特性を活かしながら、環境にたえながら少しずつ育つ。それが最も良い自然環境を作り出す」というのが宮脇先生の考え方です。
※常緑照葉樹とは、葉が広くてツヤツヤしていて、1年中しげっている木のこと。

鎮守の森を目指した小樽の植樹活動

鎮守の森とは、神社を囲むように作られた森林のことをいいます。その森は、その地域の景色の主役となり、防災林や環境保全林の機能も果たしています。また、その地域に住む人々の自然を敬う気持ちや、心のふるさとにもつながります。“北海道”千年の森プロジェクトでは、そのような考えに基づいて、社会や文化の基盤となり、心のふるさとになる鎮守の森を作り上げることを目標としています。

植樹活動は2007年からスタートし、これまで小樽市内にたくさんの木が植えられてきました。2021年10月2日(土)、3日(日)には奥沢水源地での植樹祭が開催され、横浜市立大学特任教授の藤原一繪先生が植樹指導をしてくれました。

毎年、植樹祭を開催しているので、ぜひみなさんも参加して、美しい地球を残すお手伝いをしてみてはいかがですか?

区画整理して植樹します

植えられる苗木

1つ1つていねいに植樹

植えたなえにしっかり土をかぶせます

小学生も大勢参加しました

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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