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積極的にSDGsに取り組む県として知られる神奈川県。 どういった取組を行っているのか見ていこう!
SDGsって何だろう?
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年9月に国際連合サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中に記載された「2030年に世界がこうあってほしい」という姿から設定されている世界共通の目標なんだ。17の目標(ゴール)と169のターゲットで構成されているよ。
また、SDGsでは、「地球上のだれ1人として取り残さない」こともちかっていて、私たち1人1人が身近な社会課題を「自分ごと」として理解し、目標達成に向けて行動していくことが大切だといわれているよ。
できることから始めよう!
神奈川県では、SDGsが採択される前の2011年から、県の基本理念に「いのち輝くマグネット神奈川」をかかげているよ。県民の「いのち」をかがやかせるために、医療だけでなく、環境、エネルギー、農業などの分野を連携させ、総合的に施策を展開しているんだ。
こういった取組が評価され、2018年6月、国の「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」の両方に、全国で唯一、都道府県として選定されたんだ。神奈川県に暮らす私たちとしては、とてもうれしいことだよね。
さらに、今、神奈川県では、温暖化対策に重要な役割を果たす藻場の再生に取り組むとともに、かながわ発の次世代の太陽電池である、ペロブスカイト太陽電池の早期実用化を目指し、企業と連携した実証事業を進めているよ。
他にも、「かながわプラごみゼロ宣言」や「フードドライブ」にも取り組んでいるよ。詳しくは左側の記事を見てみてね!
データで見るSDGs
砂浜が消える!? 91%
最も気温上昇が高いシナリオは、世界平均で約80cmの海面上昇が予測されているよ。日本の場合、91%の砂浜が消失するといわれているんだ。
出典:「気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018」
まだ食べられる! 472万t
まだ食べられるのに捨てられる食品(食品ロス)は、国内で年間約472万t。国民1人当たりに換算すると、お茶碗約1杯分(約103g)のご飯が毎日捨てられていることになるよ。
出典 : 環境省「我が国の食品ロスの発生量の推計値 (令和 4年度)の公表について」
参考 : 神奈川県「かながわのSDGs(持続可能な開発目標)への取組み」
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bs5/sdgs/2030.html
SDGsにチャレンジしよう!
SDGsの目標達成に向けて、できることはたくさんあるよ!!
17の目標と、その具体的な内容
世界や国内の貧困や格差の問題を知ろう
「もったいない」を意識し、食べ残しを減らそう
体重・歩数など日々の健康管理を記録しよう
読書の習慣を身に付けよう
女性だから、男性だからと決め付けるのはやめよう
蛇口はこまめにしめよう
LED電球に変えよう
上手に働き、しっかり休もう
公共交通機関を利用しよう
「かながわパラスポーツ」を体験してみよう
ハザードマップ・避難所を確認しよう
使い捨てより、長く使える物を選ぼう
買い物にはエコバッグを持参しよう
海岸・河川の清掃活動に参加しよう
森林とふれ合い、緑を大切にしよう
世界の紛争を理解し、平和について学ぼう
地域の活動に参加しよう
神奈川県で行っているSDGsの取組
神奈川県ではどういった取組が行われているのかな? 早速、見ていこう!
「かながわプラごみゼロ宣言」
2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されたよ。これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取組として、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組んでいるんだ。具体的には、2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされずに廃棄されるプラごみゼロを目指しているよ!
私たちにできること!
- 使い捨てプラスチック(レジ袋など)減らそう!
- ペットボトルは、「ボトル」「ラベル」「キャップ」に3分別しよう!
「フードドライブ」
食べられるにも関わらず、使い切れない食品を、フードバンクや食品回収拠点へ寄付。
フードバンクにて仕分けや、食品を受け取る団体と調整。
こども食堂や社会福祉協議会などで、食品を活用!
協力 : 神奈川県

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。