【エコチル特集】国からも評価されている神奈川県のSDGsの取組を知ろう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
湘南
特集
2025.03.03

【エコチル特集】国からも評価されている神奈川県のSDGsの取組を知ろう!

目次 [非表示]

積極的にSDGsに取り組む県として知られる神奈川県。 どういった取組を行っているのか見ていこう!

SDGsって何だろう?

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、2015年9月に国際連合サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中に記載された「2030年に世界がこうあってほしい」という姿から設定されている世界共通の目標なんだ。17の目標(ゴール)と169のターゲットで構成されているよ。

また、SDGsでは、「地球上のだれ1人として取り残さない」こともちかっていて、私たち1人1人が身近な社会課題を「自分ごと」として理解し、目標達成に向けて行動していくことが大切だといわれているよ。

できることから始めよう!

神奈川県では、SDGsが採択される前の2011年から、県の基本理念に「いのち輝くマグネット神奈川」をかかげているよ。県民の「いのち」をかがやかせるために、医療だけでなく、環境、エネルギー、農業などの分野を連携させ、総合的に施策を展開しているんだ。

こういった取組が評価され、2018年6月、国の「SDGs未来都市」および「自治体SDGsモデル事業」の両方に、全国で唯一、都道府県として選定されたんだ。神奈川県に暮らす私たちとしては、とてもうれしいことだよね。

さらに、今、神奈川県では、温暖化対策に重要な役割を果たす藻場の再生に取り組むとともに、かながわ発の次世代の太陽電池である、ペロブスカイト太陽電池の早期実用化を目指し、企業と連携した実証事業を進めているよ。

他にも、「かながわプラごみゼロ宣言」や「フードドライブ」にも取り組んでいるよ。詳しくは左側の記事を見てみてね!

データで見るSDGs

砂浜が消える!? 91%

最も気温上昇が高いシナリオは、世界平均で約80cmの海面上昇が予測されているよ。日本の場合、91%の砂浜が消失するといわれているんだ。

出典:「気候変動の観測・予測及び影響評価統合レポート2018」

まだ食べられる! 472万t

まだ食べられるのに捨てられる食品(食品ロス)は、国内で年間約472万t。国民1人当たりに換算すると、お茶碗約1杯分(約103g)のご飯が毎日捨てられていることになるよ。

出典 : 環境省「我が国の食品ロスの発生量の推計値 (令和 4年度)の公表について」

参考 : 神奈川県「かながわのSDGs(持続可能な開発目標)への取組み」

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/bs5/sdgs/2030.html

 

SDGsにチャレンジしよう!

SDGsの目標達成に向けて、できることはたくさんあるよ!!

17の目標と、その具体的な内容

世界や国内の貧困や格差の問題を知ろう

「もったいない」を意識し、食べ残しを減らそう

体重・歩数など日々の健康管理を記録しよう

読書の習慣を身に付けよう

女性だから、男性だからと決め付けるのはやめよう

蛇口はこまめにしめよう

LED電球に変えよう

上手に働き、しっかり休もう

公共交通機関を利用しよう

「かながわパラスポーツ」を体験してみよう

ハザードマップ・避難所を確認しよう

使い捨てより、長く使える物を選ぼう

買い物にはエコバッグを持参しよう

海岸・河川の清掃活動に参加しよう

森林とふれ合い、緑を大切にしよう

世界の紛争を理解し、平和について学ぼう

地域の活動に参加しよう

神奈川県で行っているSDGsの取組

神奈川県ではどういった取組が行われているのかな? 早速、見ていこう!

「かながわプラごみゼロ宣言」

2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されたよ。これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、持続可能な社会を目指すSDGsの具体的な取組として、深刻化する海洋汚染、特にマイクロプラスチック問題に取り組んでいるんだ。具体的には、2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされずに廃棄されるプラごみゼロを目指しているよ!

>>>かながわプラごみゼロ宣言

私たちにできること!

  • 使い捨てプラスチック(レジ袋など)減らそう!
  • ペットボトルは、「ボトル」「ラベル」「キャップ」に3分別しよう!

「フードドライブ」

食べられるにも関わらず、使い切れない食品を、フードバンクや食品回収拠点へ寄付。

フードバンクにて仕分けや、食品を受け取る団体と調整。

こども食堂や社会福祉協議会などで、食品を活用!

>>>神奈川県のフードドライブ活動について


協力 : 神奈川県

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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