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今回は、魔法瓶や水筒を作っている会社「ピーコック魔法瓶工業」の岸本そよかさんに、海のプラスチックごみ問題やマイボトルを促進する取組についてお話ししてもらいました。
今月のテーマ:マイボトルと海のプラスチックごみ について考える
マイボトルを使う人が増えて海のプラスチックごみを減らせるように商品開発やエコな取組をしています
ピーコック魔法瓶工業株式会社 広報・マーケティング部
岸本 そよか さん
2023年ピーコック魔法瓶工業株式会社に入社。広報・マーケティング部にて、PR、WEBマーケティングを担当。
海のプラスチックごみはマイボトルで減らせる
1950年の創業当初から魔法瓶やポット、水筒を製造・販売しているピーコック魔法瓶工業は、大阪府が中心となってマイボトルの利用を促進し、使い捨てプラスチック容器の削減を目指す「おおさかマイボトルパートナーズ」に参加しています。
「みなさんは、毎年約800万tものプラスチックごみが海に流れているのを知っていますか。このままだと、2050年には海の中のプラスチックごみの重さが、海の魚全ての重さを超えてしまうと予測されています。この問題を解決するために、ピーコック魔法瓶では、たくさんの人にマイボトルを使ってもらえるよう、デザイン性や機能性に優れた水筒の開発に力を入れています。
そして、水筒に給水できるスポットを増やす活動やリフィル文化を広める取組なども行っています。」
身近なところからSDGsを始めよう
岸本さんは、プラスチックごみ問題の解決には、みんなの協力が必要だと話します。
「みなさんが学校に持って行っている水筒を、家族やお友達と出かけるときなどにも持って行ってみてください。それだけで、プラスチックごみの多くを占めるペットボトルを減らせるんです。1人1人の行動が、未来の地球を変える力になると信じています!」

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。