【食育特集】マナーを知って食事をもっと楽しくしよう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2025.03.03

【食育特集】マナーを知って食事をもっと楽しくしよう!

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食事をする際、マナーを気にかけたことはあるかな? 音を立てて食べてしまったり、「いただきます」「ごちそうさま」を忘れてしまったりなど、意外とあるんじゃないかな? こういったマナー、なぜ守らなくてはいけないんだろう? いっしょに考えてみよう!

食事マナーはなぜ必要なの?

おうちでの食事や外食、給食など、食事はとっても楽しいものだよね。みんなで食事をする際に大切になってくるのがマナーだよ。

マナーと聞くと、難しく感じるかもしれないけれど、食事のマナーとは、いっしょに食事をする人同士が気持ち良く食卓を囲むことができるように、また、食材や食事を作ってくれた人への感謝を表すための大切な約束なんだ。

「いただきます」を言わずにいきなり食べ出したり、口に物を入れたまま話したり、スマートフォンや本を見ながら食べたりなど、こういった行動は、食事を作ってくれた人や、いっしょに食べている人を不快にさせてしまうことが多いよ。

食事マナーをチェックしよう!

特に難しいのが、大人でも守れていない人が多いという、はしの使い方。はしを上手に使えれば、見た目の印象はもちろん、骨のある魚などをきれいに食べられるから、食べ残しのない、楽しい食事につながるよ。
きちんとマナーを守れているか、おうちの人と下の表でチェックしてみてね!

きちんとできているマナーにチェックしよう!!

食事の基本マナー
□ 姿勢は背筋をまっすぐにしてきちんと座る
□ 口の中に食べ物を入れたまま、しゃべらない
□ 音を立てて食べない
□ おはしなどをふり回さない
□ ひじをついて食べない

人前でやるとはずかしい
“きらいばし”を知っておこう

人前でやると行儀が悪いといわれてしまう“きらいばし”。代表的なものを紹介するよ。

指差しばし
はし先で物や人を指すこと。無意識でやってしまうことが多いよ。

寄せばし
はしで器を引き寄せること。器やつくえが傷付いてしまうよ。

さしばし
料理をはしでくしざしにすること。

受けばし
はしを持ったまま、ご飯のおかわりをすること。はしは一度、置こうね。

マナーの基本中の基本
食べる前の「いただきます」。その意味とは?

「いただきます」は、「食べる」「もらう」の謙譲語「いただく」から派生した、感謝の気持ちがこめられた言葉なんだ。「いただきます」ということで、食材となる食べ物や、料理を作ってくれた人、いっしょに食べる人など、食にまつわるいろいろな物に対する感謝を表しているよ。


参考資料
>>> 農林水産省「私たちの食文化ってどんなもの?」
>>> 農林水産省「“食時間”を豊かにする「食事マナーと食育レシピ」 

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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