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今回は、株式会社ウテナの小森遥香さんに、アップサイクルしたユズ種子油を使った『ユトワ』シリーズについてお話を聞きました。どういった点が評判なのでしょうか。
今月のテーマ:身近な所からエシカル消費を始めてみよう
高知県北川村の子どもたちと共同開発した『ユトワ』シリーズのように、環境や社会に配慮した商品を探してみよう
株式会社ウテナ マーケティング部 マーケティング3課
小森 遥香さん
2022年入社。営業部を経てマーケティング部に異動し、ユトワシリーズをはじめ、スキンケアブランドを担当。
アップサイクルで 地域に貢献する
株式会社ウテナは、2027年に創業100周年をむかえる、スキンケアやヘアケアを中心に展開している化粧品メーカーです。そのブランドの1つに、高知県北川村の子どもたちと共同開発した『ユトワ』シリーズがあります。
「北川村はユズの名産地ですが、農家の高齢化や人口減少の問題をかかえています。“北川村のユズを多くの人に知ってもらい、村のユズ産業を盛り上げたい!”という子どもたちの熱い想いから生まれたのが『ユトワ』シリーズです。また、これまで北川村ではユズの種は使い道がなく廃棄されていましたが、ウテナが協力し、ユズ種子油を抽出することに成功。商品にはこのアップサイクルしたユズ種子油を使っています」と、小森さんは話します。
環境や社会に配慮する商品を探してみよう!
さらに、小森さんはこう続けます。
「エシカル消費(人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のこと)と聞くと、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、意外と身近なところから始められます。みなさんの身の回りにもきっとたくさんあると思いますので、環境や社会に配慮している商品を探してみてくださいね。」

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。