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「消費期限」と「賞味期限」。聞いたことはあるけど、くわしいことは分からない、なんていう子も多いんじゃないかな? 今回は、この2つのちがいをくわしく見ていくよ。表示を気にする習慣を付ければ、食品ロスを減らすことにつながるんだ!
消費期限と賞味期限を理解しよう
お店で買った食品には、安全においしく食べられる期間があり、ふくろや容器に「消費期限」か「賞味期限」のどちらかが表示されているよ。
「消費期限」とは、ふくろや容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のことで、お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、傷みやすい食品に表示されているよ。
「賞味期限」は、ふくろや容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べて、傷みにくい食品に表示されているよ。
表示を確認してむだをなくそう!
2つのちがいを知っておけば、買い物をするときや家の冷蔵庫の中にある食品の表示を見て、いつまで食べられるのか、きちんとはあくできるため、食べ物をむだにすることがないよ。
食品をむだにしないことは、食品ロスを減らすだけでなく、地球の環境を守ることにもつながるよ。きちんと表示を確かめるようにしようね!
賞味期限と消費期限のイメージ
出典:消費者庁
消費期限
・その食品を食べることができる期間のこと
・品質が悪くなりやすい食品に表示されている
・消費期限を過ぎた食品は食べない
賞味期限
・その食品をおいしく食べられる期間のこと
・賞味期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではない
ここに注意!!
消費期限も賞味期限も、ふくろや容器を開けないで、書かれた通りに保存していた場合の安全やおいしさを約束したものだよ。一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしてね!
参考資料
>>> 農林水産省「子どもの食育」
>>> 消費者庁「食品の期限表示」
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