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今月のどうぶつ:マダガスカルオオゴキブリ
学名: Gromphadorhina portentosa
オオゴキブリ科
生息地:マダガスカル島
脱皮直後のマダガスカルオオゴキブリ
とっても大きいゴキブリです
今回ご紹介するマダガスカルオオゴキブリには、「マダガスカルオオゴキブリ・ポルテントーサ」「マダガスカルオオゴキブリ・オブロンゴナタ」など、複数の種がいます。これらをまとめて、マダガスカルオオゴキブリと呼びます。
とても大きなゴキブリで、体長は50〜75㎜くらいあります。一般によく見られるクロゴキブリははねがありますが、マダガスカルオオゴキブリははねがないので飛びません。オスは、小さなこぶ状のつのがあります。また、オスをさわろうとすると、「シュー」っと音を出していかくします。メスは、体の中で卵をふ化させます。このはんしょくの仕方を、卵胎生といいます。
上:オス、下:メス
ふれあいイベントでは 人気者です
マダガスカルオオゴキブリの生息地は、森林の地表やくち木の中といわれています。また、仲間同士で集合する性質を持っています。何でもよく食べますが、橿原市昆虫館ではリンゴやカボチャ、ナスなど野菜や、フラミンゴフードをあたえて育てています。
「ごきぶり」のネームバリューから、ふれあいイベントでは特に人気があります。おとなしいのでさわりやすく、手に乗せて動きを観察すると、かわいく見える人が続出。そのため、ペットとして飼う人もいます。
手に乗せて観察ができます
かしはらしニュース
気まぐれ展示「エサ展:虫のごはん」を開催中
橿原市昆虫館では、生きた昆虫を元気な姿で展示するため、種に応じたさまざまなえさをあたえて飼育しています。今回の展示は、普段展示する虫たちに、どんなえさをあたえているのか知ってもらう機会を提供しています。(開催期間:3月下旬まで)
写真提供:橿原市昆虫館
協力・監修:橿原市昆虫館
奈良県橿原市南山町624
TEL:0744-24-7246
https://www.city.kashihara.nara.jp/kanko_bunka_sports/konchukan/index.html

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