目次 [非表示]
今月のどうぶつ:レッサーパンダ
学名 : Ailurus fulugens
分類:レッサーパンダ科
生息地:ヒマヤラ、中国(四川省)
【大島公園動物園で見られる樹上を好む動物】
アオダイショウ |
フタユビナマケモノ |
レッサーパンダ繁殖に向けて
レッサーパンダは、ヒマラヤ山脈や中国南部の森林に生息し、竹の葉や果実を主食としています。樹上生活に適応しており、するどいつめで木を登るのが得意です。1~3月に交尾し、90~150日の妊娠期間を経て5~7月に出産します。
大島公園動物園では現在6頭を飼育しており、これまで多くの繁殖に成功してきました。昨年からは繁殖歴のない新たなペア、福井県鯖江市西山動物園生まれのオス「ピースケ」(4才)と、大島公園動物園生まれのメス「ツツジ」(7才)を形成し、繁殖に取り組んでいます。
好奇心旺盛なピースケ
2頭の今後に注目
昨年1~3月に初めて同居を行った際、初めはたがいに関心がうすい様子でしたが、徐々にツツジがピースケに寄っていく行動が見られるようになりました。慎重な性格のツツジがピースケをさけるのではないかと予想していましたが、逆にツツジの方から近づいていく姿が確認され、その反応におどろきました。
残念ながら繁殖にはいたりませんでしたが、今年も1月から同居を開始しており、今号が発行されるころには、ピースケとツツジの仲むつまじい姿が見られるかもしれません。愛らしい2頭の今後の進展に注目です。
ピースケとツツジのペア
おおしまニュース
マタコミツオビアルマジロが仲間入り!
2024年5月にマタコミツオビアルマジロ1頭が、恩賜上野動物園から大島公園動物園にやって来ました。ゾウガメ舎で展示していますが、夜行性のため日中はほぼ自分でほった穴の中でねています。夕方になると活動していることが多く、ちょこまかと歩き回る姿はとてもかわいらしいです。動いている姿を見たい方はぜひ夕方におこしください。
写真提供:公益財団法人東京動物園協会
東京都立大島公園動物園
東京都大島町泉津字福重2
TEL.04992-2-9111
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/
11osima/park/www/htdocs/zoo/index.html
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。