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今月のどうぶつ:ニホンジカ
学名: Cervus nippon
偶蹄目 シカ科
生息地:北東アジアから東アジア、インドシナ半島(草地のある森林地帯を中心に広く分布)
仲良く干し草を食べる「こうめ」と「こゆず」。
ほとんどの植物を食べ、4つの胃で消化するよ
ニホンジカは国内全域に生息し、エゾシカ(北海道)、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ(四国、九州)など、地域ごとに分類された7種の仲間がいます。
オスには枝分かれした長い角が生え、1年に1回生え変わります。夏毛は茶色に白いはん点、冬毛は、オスはこげ茶色、メスは灰茶色になります。どちらもおしりには白い毛が生えています。
草食性で、有毒なアセビなどの一部を除き、ほとんどの植物を食べます。ウシと同じように4つの胃を持ち、一度飲みこんだ食べ物を口にもどして、かみ直します。こうすることで胃の中の微生物が働き、草だけでも十分な栄養がとれるのです。
雪の日の「こもも」
ふれあい動物広場の3頭に会いに来てね!
当園には現在、メスのホンシュウジカが3頭います。名前は「こもも」「こうめ」「こゆず」。3頭いっしょにいるとケンカをすることがあるので、「こもも」は他の2頭と部屋を分けています。スタッフにはよく慣れていて、シカ舎内に入ると近寄って来たり、えさをねだったりします。
秋冬は寒さ対策として、舎内の屋根下に落ち葉をしいています。時には、その落ち葉を顔に付けたシカのかわいい姿が見られることもありますよ。
落ち葉を鼻先に乗せた「こうめ」
さがみはらニュース
人気者のブンチョウのヒナが成長中!
ふれあい動物広場のかくれた人気者・ブンチョウたちに、昨年の秋、ヒナが生まれました。日々成長中のヒナたちをぜひ見に来てくださいね!
※鳥インフルエンザの影響でウォークインバードケージへ入場できない場合があります。HP等でご確認のうえ、ご来園ください。
写真提供/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
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