【ニフレルだより】カエルのように大きく開く口が名前の由来「オーストラリアガマグチヨタカ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2025.02.03

【ニフレルだより】カエルのように大きく開く口が名前の由来「オーストラリアガマグチヨタカ」

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今月のどうぶつ:オーストラリアガマグチヨタカ

学名:Podargus strigoides
英名:Tawny frogmouth
生息地:オーストラリア
ヨタカ目 ガマグチヨタカ科

ワオキツネザルをじっと見つめる姿

カエルのように大きく開く
口が名前の由来

ニフレルには2024年に仲間入りした生き物がいます。「オーストラリアガマグチヨタカ」という鳥の仲間です。名前の通り「オーストラリア」という国にすんでいます。

ガマグチヨタカの「がまぐち」とは、カエルの口のように大きく開く小銭入れのことで、口が大きく開くことから名前が付けられています。では、ガマグチヨタカの「ヨタカ」はタカの仲間という意味なのでしょうか? 実はタカとはちがい、ヨタカという鳥の仲間で、夜に飛ぶタカに似た鳥ということで名付けられたといわれています。聞き慣れない名前ですが、ヨタカの仲間は日本にも暮らしていますよ。

ガマグチヨタカの口

フクロウとの見分け方は
口と羽の模様

次に見た目についてです。ガマグチヨタカはタカよりもフクロウに似ています。ニフレルにはアナホリフクロウというフクロウがいますが、よく間違われています。見分けるポイントは口と羽の模様です。ガマグチヨタカの方が大きな口で、羽はより樹皮に近い模様をしています。

ガマグチヨタカは危険がせまると体を細くして、樹皮のような模様の羽で木の枝に体を似せて身を守ります。そんなガマグチヨタカですが、夜行性のため日中はほとんど動きません。それでも大きな目で他の生き物や私たちを見ていることがあります。時間をかけて観察してみてください。

右のガマグチヨタカは体を細くして擬態中

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あなたはどんな生き物?

「はずかしがりや」「声が大きい」「野菜好き」…など、私たち人や生き物にはみんな個性や特徴がありますよね。ニフレルではこんな特徴をえがいた30種類のカードがずらりと並ぶコーナーが登場。自分に合うカードを選ぶと同じ特徴を持つ生き物が分かります。意外な生き物との共通点を楽しんでみては?

 


写真提供:ニフレル

協力・監修/ニフレル
吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内 ニフレル
TEL:0570-022060(ナビダイヤル)
https://www.nifrel.jp/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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