【エコチル特集】横浜の環境について考えよう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
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特集
2025.01.08

【エコチル特集】横浜の環境について考えよう!

目次 [非表示]

昔は、横浜の空気だけでなく、川や海もよごれていたけれど、工場などの環境対策やみんなの努力で環境が良くなっているよ。どういった対策をして、環境が良くなってきたのか、早速、見ていこう!

きれいな空気は当たり前じゃない!

空気は、生きていくためになくてはならないもの。そんな空気が、昔、工場のけむりや自動車の排ガスのせいでよごれてしまい、横浜でも、大気汚染とそれにともなう深刻な健康被害を生み出してしまったことがあったんだ。

でも、工場はえんとつの排ガスからよごれを取り除くために「バグフィルター」という装置などを付けたり、自動車会社は環境に優しい車を作り、自動車の燃料もきれいにしたことで、昔に比べて空気はとてもきれいになったよ。

みんなも、出かけるときはバスや電車を使ったり、環境に優しい自動車を選んだりして、これからもきれいな空気を守っていこうね!

▲環境に優しい車を選ぼう

よごれた水はきれいにしてから川や海に

みんなの家から出るよごれた水は、水再生センター(下水処理場)できれいにしてから川や海に流しているよ。また、工場などでも、水のよごれを取る装置できれいにしてから水を流しているんだよ。

道路には、雨水が流れる側溝があるよね。あれは川につながっているから、道路や側溝に、ごみやペンキなどを流さないようにすれば、川や海をきれいなままにしておくことができるよ。これからもきれいな川や海を守っていこうね!

▲川と雨水側溝

>>>こちらの動画もみてね!!

自然や動物を守る「環境アセスメント制度」

みんなはきれいな空気や水、緑いっぱいの自然が好きだよね。でも、道路や工場など、大きな物を新しく作るときに、その自然がこわれてしまったり、近くに住む人の生活する環境に影響がでたりすることがあるんだ。そこで登場するのが「環境アセスメント制度」だよ。

この制度は、大きな道路や工場を作る前に、近くに住む人や、その場所の自然にどんな影響があるかを調べるためのものなんだ。例えば、工場を作るときには、空気や川の水がよごれないか、動物たちの住む場所がなくならないかをチェックし、もし悪い影響があるなら、それを減らすための方法を考えるよ。

この制度があるおかげで、私たちの住む場所がきれいで安全に保たれるんだ。自然や動物たちも守られるし、みんなが安心して暮らせるようになるよ。

▲環境アセスメント

環境を守るために、私たちにできること!!

きれいな環境を守っていくために、私たちにできることはたくさんあるよ!

横浜の環境についてゆるっと学べる「Y-Labo」

おもしろい動画をみながら、環境について学んじゃおう!
実験動画もあるから、おうちでやってみてね。

横浜にある工場へタッチ―くん・環境リスくんが潜入して、横浜の環境を守るためにどんなエコな取組をしているのか調べているよ。

>>>視聴はこちらから!!

環境クイズにチャレンジ!!

横浜の川で見られる魚たち
次のうち、外来生物はどれか分かるかな?

※外来生物とは、もともと地域にいなかったけれど、人間が持ちこんだことにより、生息するようになった生き物のことだよ。

①アユ(全長:15~25cm)

大きな口とあぶらびれが特徴の魚。川で生まれすぐに海に下り、大きくなると再び川を上っていくよ。横浜では1993年から川がきれいなったことで見られるようになったんだ。

②ホトケドジョウ(全長:6cm)

ずんぐりとしたかわいらしい見た目が特徴のドジョウの仲間。水がきれいな小川の砂泥の中にすんでいる里山の代表的な魚だよ。都市化にともない生息地が減少しているんだ。

③タイリクバラタナゴ(全長:10cm)

平べったく高い体が特徴の魚。オスは派手な婚姻色になるよ。二枚貝にたまごを産むという特徴を持っているよ。

④オイカワ(全長:15cm)

銀色にあわいピンク色の模様が入った体が特徴の魚。普段は銀色の姿だけど、オスの婚姻色はあざやかな色に。横浜では一番多くの場所で見られる魚だよ。

答えは③

タイリクバラタナゴは中国大陸原産で日本に持ちこまれた国外外来種だよ。外来生物はそこにすんでいた生き物を食べてしまい、生き物のつながりをこわしてしまうよ。ペットは最期まで大切に飼ってね。


協力 : 横浜市みどり環境局

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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