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今月のどうぶつ:ゴマフアザラシ
学名:Phoca largha
食肉目 アザラシ科
生息地:太平洋北部・ベーリング海・オーホツク海・日本海北部など
単独で生活するゴマフアザラシはねるときも体の接触をいやがります。
あなたなら、見分けられますか?
ゴマ模様が特徴のゴマフアザラシですが、白い毛におおわれている赤ちゃんの姿の方が、ゴマちゃんなどの愛らしいキャラクターでよく知られているかもしれません。しかし、その姿でいる期間は短いです。約3週間の授乳期間の後、子アザラシの毛が生えかわり、大人と同じゴマ模様になります。母親の子育ても、授乳と共に終わります。
大人になったゴマフアザラシの体の模様は個体によってちがいます。展示エリアの近くにマリンピア日本海の飼育員が見分ける際のポイントを紹介しています。みなさんも、ぜひ見分けに挑戦してみてください。
産後約1週間の親子
口の健康が大事
マリンピア日本海のゴマフアザラシのえさはホッケです。必ず頭から丸のみにします。魚をしっぽから食べると、ヒレがのどに引っかかってしまうからです。丸のみは、素早くたくさんのえさをつかまえては食べるための習性だと考えられています。
野生のゴマフアザラシはえさをつかまえるときに歯を使いますが、飼育下では歯を使わないので、口の健康を守るためにときどき歯をみがきます。ゴマフアザラシの歯みがきは、口を開けるトレーニングからスタートし、できるようになるまで時間が必要です。給餌解説の際に歯みがきをすることもあるので、ぜひ見に来てください。
歯みがきの様子
マリンピアニュース
クラゲと楽しむクリスマス
今年のクリスマスは、マリンピア日本海で海中気分を味わってみませんか?クラゲがただよう3本の水槽とともに、2,000個のLEDライトで青く光る約4mの天然モミの木を、本館地下のマリンピアホールに展示します。幻想的な雰囲気をぜひ楽しんでください。展示は11月23日(土・祝)から12月28日(土)まで。
写真提供/新潟市水族館マリンピア日本海
協力・監修/新潟市水族館マリンピア日本海
〒951-8555 新潟市中央区西船見町5932-445
TEL 025-222-7500
https://www.marinepia.or.jp/
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