目次 [非表示]
今月のどうぶつ:フサオマキザル
学名:Cebus apella
霊長目 オマキザル科
生息地:南米 アマゾン川流域
~野毛山動物園のフサオマキザル~
現在13頭の群れで暮らしています。そのうち2頭は、2024年7月と8月生まれの赤ちゃんです。いつでもよく動いてよく鳴く、元気いっぱいで愛らしいフサオマキザルたちをぜひ見に来てください。
角がりヘアーが特徴的
フサオマキザルは、南米のアマゾン川流域に生息しているオマキザルの仲間です。頭部に黒い房毛があることから、「フサ」オマキザルという名前が付きました。
樹の上で生活をする樹上性の動物で、主に亜熱帯や熱帯の森林に暮らしています。そのため、ジャンプ力やバランス感覚に優れ、尻尾を枝に巻き付けて枝などにぶら下がることもできます。
雑食で、果実や種子、昆虫などの他、ときには鳥や小型哺乳類を捕食します。10頭前後の群れで暮らし、群れ内では明確な順位が決まっています。
ロープをわたる様子
野菜や果物を食べる様子
別名「南米のチンパンジー」
フサオマキザルはサルの中でも特に知能が高く、古くからサーカスやテレビ、映画などでよく見られていた他、海外では介助犬ならぬ「介助猿」としても活躍しています。野生では、石を使って堅い木の実を割る、コモンマーモセットを養育する、傷口にシロップをぬるなどの行動が確認されています。
「道具を使う」という行動は非常に高い知能がないとできないことで、類人猿(チンパンジーやオランウータンなど)以外で道具の使用が確認されている動物はフサオマキザルのみです。このような知能の高さから、フサオマキザルは「南米のチンパンジー」ともいわれています。
冷凍スイカをたたき割る様子
のげやまニュース
のげやまクリスマスを楽しもう!
みなとみらいを望む高台に、高さ約4mのクリスマスツリーを設置します。ぜひ、記念撮影してみてはいかがでしょうか。
また、21日(土)と22日(日)はクリスマス特別ガイドを行います。サンタクロースから動物たちに、特別なえさをプレゼントします。ガイドの動物種と時間については、ホームページをご確認ください。
写真提供/野毛山動物園
協力 ・ 監修/野毛山動物園【指定管理者 公益財団法人横浜市緑の協会】
〒220-0032 横浜市西区老松町63-10
TEL 045-231-1307
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。