子どもたちの主体性を育む場~上野森林公園「お楽し森の学校」~|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
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2024.11.19

子どもたちの主体性を育む場~上野森林公園「お楽し森の学校」~

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NPO 法人ECCOM では、上野森林公園(三重県伊賀市)で「お楽し森の学校」を実施しています。本プログラムは、子どもたちが森の中で「楽しい!」と思うことを自ら見つけ実現する場を提供するもので、小学校4 年生から中学1年が対象です。

スタッフは指導するのではなく、学びの促進者として子どもの主体的な活動に子ども自らが学ぶためのサポート役に徹するのが特徴。子どもたちは、全5回のプログラムの中で、挑戦と失敗を積み重ねることから学びを深め、着実に成⾧していきます。

目的

「お楽し森の学校」は、子どもたち1人1人が主人公。里山を舞台に子ども自身が本当に「楽しい!」と思うことを見つけ、それを実現するために何度も挑戦することのできる場です。

子どもたちが継続的な活動から自分たちの多様性を認め合い、自由な発想を形として実現することを通して、主体性や想像力、ひいては「生きる力」を育むこと、またその舞台となる身近な自然と自分とのつながりを感じることを目的としています。

目標

子どもたちが自分の考えた「楽しいこと」を自分の力で森の中に実現する。

プログラム

「お楽し森の学校」を運営するNPO 法人ECCOM は、「人と自然を笑顔に」をキーワードに、多様な人と自然の互恵的な関係の構築を目指して活動しています。本プログラムは、自然の力を活用して子どもたちの「生きる力」を育む全5回のプログラムです。

最初の2回で自然の中での遊び方の技を身につけた後は、子どもたちが自ら考えた「楽しいこと」を主体的に実現していきます。「何をするか」「誰とするか(1 人でするか)」「どこでするか」などは全て子どもたちの自由。スタッフは促進者として子どもの活動に寄り添い、見守ります。どうすれば良いか迷っている子どもがいたとしても、教えるのではなく、時には待ち、時にはさりげなく提案し、その子の中に眠る「やりたいこと」を引き出します。

本プログラムに参加する子どもたちが、「自分の中にある好奇心」に気づき、自分の力を発揮して実現することで、「生きる力」を育んでいけるよう最大限配慮して運営しています。

過去の「お楽し森の学校」の様子

昨年以前の活動実績、子どもたち・保護者の感想などについて、まとめて掲載していますので、ぜひご覧ください。

>>> https://note.com/otanoshimori

今後の「お楽し森の学校」プログラム(予定)

●2024年12月14日(土)
ひもの結び方練習。竹でイスを作ってみよう!

●2025年 1月11日(土)
“楽しいこと“を考えて作り始める

●2月8日(土)
“楽しいこと”を再計画して作る

●3月8日(土)
“楽しいこと“を最後までこだわって完成させる!

※各回9:30~16:00 小雨決行 (悪天候の場合は翌日に延期)

 


【お問い合わせ先】
NPO法人ECCOM
●事務局:三重県三重郡菰野町小島4069 担当:川本
TEL:059-325-6386
Email:[email protected]
●上野森林公園:三重県伊賀市下友生1番地 担当:神名
TEL:0595-22-2150
Email:[email protected]

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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