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今回は、一般社団法人東京都トラック協会の前川宣将さんに、緑ナンバーを付けたトラックが、環境に優しい運転をどのように行っているのか、くわしくお聞きしました。
今月のテーマ:安心・安全で信頼性の高い トラック運送事業者を目指す
大切な荷物を安心・安全に運ぶだけでなく、環境にも配慮した運転を行うことで、地球温暖化を防いでいきたい
一般社団法人東京都トラック協会 業務部 交通・環境グループ
前川 宣将さん
1992年入社。企画部・総務部・事業振興部に従事した後、2003年環境部に異動、緑ナンバートラックの環境対策に取り組む。2024年5月から業務部交通・環境グループ副参事として、引き続き環境業務に従事、現在に至る。
空気をよごさずにできるだけ少ない燃料で走る
一般社団法人東京都トラック協会は、生活になくてはならない荷物を運ぶ、営業用ナンバーである緑ナンバートラックの運送会社が集まった団体です。大切な荷物を安心・安全に運ぶため、環境に配慮したトラックを使用し、事故を起こさない運転を行えるよう、『グリーン・エコプロジェクト』という活動をしています。
「自動車を走らせるときに、できるだけ少ない燃料で走れるよう考えながら運転することを“エコドライブ(低燃費走行)”といいます。エコドライブをすると排出ガスも減るため、空気をよごさず走れます。緑ナンバートラックは、さまざまな荷物を運ぶとき、エコドライブ運転を実施しています」と、前川さんは話します。
環境に優しい緑ナンバーのトラック
さらに、前川さんはこう続けます。
「エコドライブ運転をして、CO₂を削減する「グリーン・エコプロジェクト」活動を続けてきた結果、東京都の「貨物輸送評価制度」で評価をもらい、日本自動車会議所から「SDGs貢献賞」を受賞しました。『グリーン・エコプロジェクト』ステッカーをはった緑ナンバーのトラックを見つけたら、環境に優しい運転をしている事業者だ! と思ってもらえると、とても嬉しいです」。
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。