【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】しま模様は野生では保護色「シマリス」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
相模原
動物園だより
2024.12.02

【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】しま模様は野生では保護色「シマリス」

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今月のどうぶつ:シマリス

学名: Tamias sibiricus subspp
齧歯目(ネズミ目) リス科
生息地:ロシア北部からシベリア、中国北部、 モンゴル、朝鮮等の森林地帯

体長約130~160mm、体重約50~120g。長いしっぽ(約80~124mm)と、背中にしま模様が5本あるのが特徴。お腹はクリーム色です。

しま模様は野生では保護色

つぶらな黒い目、すばしこい動きも愛らしいシマリス。トレードマークの黒いしま模様は、野生下では天敵から身をかくすための保護色になります。長いしっぽは、バランスをとったり、ねるとき体に巻いて温めたり、仲間とのコミュニケーションに役立てたりします。前足は指が4本あり、物を持つことができます(後ろ足の指は5本)。

雑食性で、主食は果実や種子、樹皮、昆虫、陸貝など。口の中には、えさをたくわえる「ほおぶくろ」があります。

樹上と地上の両方で生活し、巣は地中に穴をほって作ります。秋には冬眠に備え、大量の木の実や種子を巣にたくわえます。

前歯は一生のび続けます

広いリス舎で活発な姿を観察しよう

ふれあい動物広場のリス舎は2棟をつなげてスペースを広げ、リスたちが動き回ったり、それぞれの巣箱にえさをたくわえたりできるようにしています。よく観察していると、リスが近寄ってきて、えさをほおぶくろいっぱいにたくわえ、自分の巣へ持って行くかわいい姿が見られるかもしれませんよ。

リス舎の周りにはドングリがたくさん落ちていますが、拾ってリスにあたえると食べ過ぎて体調をくずすことがあります。拾ったドングリは、近くに設置した「ドングリボックス」に入れてくださいね。

ほおぶくろにえさをつめこみ中

さがみはらニュース

新しい仲間を紹介します!

10月から新しく、ヤギが3頭、ヒツジが1頭仲間入りしました。ヤギはみんな男の子で、写真左から「みたらし」「シュガー」「おはぎ」。ヒツジは女の子で「スフレ」。ふれあいコーナーで、みなさんが会いに来てくれるのを待っています!


写真提供/相模原麻溝公園ふれあい動物広場

協力 ・ 監修/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
〒252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1
Tel.042-778-3900
https://harmonysagamihara.amebaownd.com

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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