【エコチル特集】寒い冬もエコに快適にあたたかい夜時間のススメ|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
相模原
特集
2024.12.02

【エコチル特集】寒い冬もエコに快適にあたたかい夜時間のススメ

目次 [非表示]

寒い日が増え、みなさんのおうちでも暖房を使用しているはず。冬はエネルギー消費が増えるけれど、省エネを心がけながら、快適にあたたかく過ごしたいよね! 今回は、体も心もあたたまる、エコな冬の過ごし方を紹介するよ!

電力需要が増える冬こそ省エネに取り組もう

こごえるほど寒い冬は、暖房の温度を上げたり、こたつやストーブを長時間使ったりするよね。図1を見ると分かるように、冬の1日のうち、家庭での電気の使用割合は、暖房が一番多いよ。また、夏に比べて冬は日照時間が短いので、照明をつける時間も長くなるんだ。みんなが学校や外出先から帰ってくる夕方以降に、電力消費はピークをむかえるよ。

2022年3月には、地震などによって発電所が停止したり、真冬並みの寒さが原因で電力需要が大幅に増えたりして、電力需給ひっ迫警報が発令されたこともあるんだ。冬は特に電力の需要が大幅に増えるので、電力不足が起こりやすいんだね。だから「省エネ」に取り組むことがとても重要なんだ。

省エネにつながる過ごし方でデコ活アクション!

環境省が呼び掛けている「デコ活」って知っているかな?「デコ活」は、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動のこと。二酸化炭素(CO₂)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)をふくむ“デコ”と活動・生活を組み合わせた言葉で、脱炭素に向けてエコな生活をすることなんだ。難しく考えず、できることから少しずつ「デコ活」を始めてみよう。下の方では、取り組みたいデコ活アクションを紹介しているよ!

省エネを心がけて生活することも、「デコ活」の1つ。下の表1では、体も心もあたたまる、省エネにつながる夜の過ごし方を紹介するよ。寒い冬も、少しの工夫でエコに快適に、あたたかく過ごそう。ぜひみんなもおうちでやってみてね!

[図1]
 家庭における電気の使用割合(冬季の1日間)

出典:資源エネルギー庁「冬季の省エネメニュー ご家庭の皆様 東北・東京・中部・北陸関西・中国・四国・九州」

[表1]
寒い冬もエコに快適に夜時間をあたたかく過ごそう!

学校や外出先から帰って来た後、おうちでの夜時間をあたたかく過ごそう! 夕ごはん、入浴時間、ねる時間の3つをポイントに紹介するよ。

【夕ごはん】
「なべ」で体も室内もあたたまる ‐なべのススメ‐

[その1]
なべからの湯気による加湿効果で体感温度がさらに上昇

体感温度は、温度だけでなく、湿度や気流などのバランスで変化するんだ。一般的に、湿度が高くなると体感温度が上昇するため、暖房をおさえても寒さを感じにくくなるよ。


[その2]
体をあたためる食材でぽかぽかに

冬が旬の食材、特にショウガなどは、体を内側からあたためる効用があるよ。さらに「地産地消」を心がけることで、流通にかかるCO₂排出も削減!冷蔵庫に余っている食材もなべで使い、無駄をなくそう。

【入浴時間】
入浴で体も心もあたためる‐お風呂のススメ‐

[その1]
38〜39℃程度のぬるめのお湯に半身20分

入浴で体をしんからあたためよう。体を冷えにくくするには20分ほどの時間をかけて、38〜39℃程度のぬるめのお湯に半身だけつかることが効果的。お湯をぬるく、少な目にわかすので、省エネや節水にもつながるよ。

[その2]
ゆず湯、しょうが湯などで体をあたためよう

ゆず湯、しょうが湯、大根湯などは、お風呂の効果をさらに高める日本の知恵。ユズやミカンの皮を湯船にうかべるだけで、これらにふくまれている成分が皮膚を刺激し、血行を良くしてくれるよ。

[その3]
ちょっとした時間で足湯を行うのも効果的

体が冷えているけれど、お風呂に入るにはまだ早いというときは、大き目のたらいなどにお湯をためて足をつけると、ぽかぽかになるよ。足湯の後は機能性素材の靴下や毛足の長いスリッパなどで保温するのもおすすめ。

【ねる前】
工夫次第でぽかぽかに ‐睡眠のススメ

[その1]
お風呂上がりには1枚多くはおり、 ねるときも、首にタオルを巻いてあたたかく

お風呂上がりにいつものパジャマの上にもう1枚、カーディガンなどをはおろう。また、ねるときに布団のすきまから入ってくる冷気から首元を守るため、タオルを巻くとあたたまるよ。

[その2]
湯たんぽ、毛足の長いスリッパや クッションなどを効果的に活用

冬を乗り切るために、湯たんぽや毛足の長いスリッパを活用しよう。また、毛足の長いクッションは腰まわりの冷え予防に効果的だよ。

「デコ活」って何をしたらいいの?

「デコ活」は、暮らしを豊かにし、CO₂を減らす環境に優しいアクションのこと。上で紹介した「[表1]寒い冬もエコに快適に! 夜時間をあたたかく過ごそう!」の各アクションもデコ活なんだ。みんなも、できることからアクションしてみてね!

具体的なアクションを紹介します!

断熱リフォーム、ZEHなどを取り入れましょう。

高効率給湯器、省エネ家電、LED照明を家庭に取り入れたり、次世代自動車に乗ったり。クールビズ・ウォームビズ・サステナブルファッションなど、服装から楽しんで。

食べ切り、地産地消などで 食品ロスをなくしましょう。

テレワークなどを導入して、 通勤時間や移動のむだを減らしましょう。


この4つに限らず、暮らしが豊かになり、脱炭素などに 貢献していくものは、すべてデコ活アクションです!

>>> デコ活についてくわしくはこちら

デコ活アクションしよう!
脱炭素につながるバスツアーのお知らせ♪

余った食材はどうなるの?
生活にどう関わるの?
相模原市リサイクル まるっと見学バスツアー

家畜のえさ・作物の肥料・エネルギー…食品ロスゼロエリア創出を目指す、SDGs先進都市相模原がほこるリサイクル施設を見学してみよう! おうちの食品ロスをなくすためのヒントがきっと見つかるよ!

【実施日】
12月26日(木)・12月27日(金)
※どちらか選べます

【参加対象】
相模原市内に居住する 小学生(3年から6年生)と保護者

【募集人数】
各日程、親子15組30人

>>> ご応募・詳細はこちらから

募集期間 12月2日(月)~12月12日(木)

【お問い合わせ】
事務局 食品ロス・リボーンセンター
>>> https://foodloss1.com/ 


監修 : 相模原市ゼロカーボン推進課

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

この記事の関連ワードKEYWORD
おすすめの関連記事RECOMMEND
人気の記事RECOMMEND
1
2
3