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最近だんだん寒くなってきて、スキーシーズンが近づいて来たね。今回は、スキーに必要な道具やスキー上達のためのポイントなどを紹介するよ。おうちの人といっしょに読んでスキーに備えよう!
まずは自分に合った道具を準備することが大切!
スキーをすべるためには、スキー板やブーツ、ストックの他にも身に付ける物がたくさんあるよ。スキー場の天候は、晴れたり、吹雪いたり、寒かったりといろいろと変化するから、安全に楽しくすべるために、自分に合った道具を準備しよう。
ゴーグル
すべての天候に対応できるオレンジ色のレンズで、くもり止め加工されている物がおすすめ。ヘルメットをかぶるときは、ヘルメット用のゴーグルを着けよう。
【Point】
ゴーグルがくもらないように するには?
● レンズがかわいた状態で、はだとのすき間がないように、外に出る前に室内で着ける。
● 外にいる間は、ずっと着けたままにする。着けたり外したりすると、余分な水分が入ってくもりやすくなるよ。
ヘルメット・帽子
ヘルメットやニット帽をかぶろう。できればヘルメットがおすすめ。ケガ防止にもなるし、耳もかくれて暖かいよ。
ネックウォーマー
体を温めるには、首元を温めるのがとても大事。口までおおえるフェイスマスク(目出し帽)もおすすめ。
グローブ
少しゆったりサイズだと、指先が冷えにくい。大き過ぎはNG。親指・人差し指・中指~小指に分かれている3本指の物がより暖かいよ。
【Point】
ウエアの中に雪が入らない ようにするには?
● グローブの上にウエアをかぶせよう。
スキーウエア
動きやすいように、上下分かれたタイプを選ぼう。
インナーウエア
保温機能のある下着に、スウェット類を重ね着しよう。
靴下
少し厚手のひざ下までの長い物。短かったり、重ねばきをしてよれたりすると、ブーツに当たって痛いときがあるよ。ブーツのサイズ調整や防寒対策には、暖かいインナーをしこう。
ストック
逆さまにしてリングの下を持ち、手がひじよりも少し上がる物。長過ぎには注意!こしが引けて姿勢が悪くなるし、無理にストックをつこうとするから危ないよ。
※最近は、成長に合わせてのび縮みできるストックもあるよ。
ブーツ
サイズは足より0.5~1cm大きめを選ぼう。インナーブーツを外して試着すると分かりやすいよ。足の指が動かせるか、歩いたときに、かかとがうかないか、足のはばに合っているかもチェック!
【初心者・初級】
はきやすい
リアエントリーブーツ
(バックルが1つ)
【中級・上級】
前傾姿勢のしやすい
フロントバックルブーツ
(バックルが3~4つ)
【Point】
ブーツのはき方
● かかとがうかないように、しっかりと足を入れる。
● バックルをきつ過ぎない程度にしっかりとめる。フロントバックルブーツは、下から順にとめる。
● ウエアやジャージなどは、ブーツの外側にかぶせる。中に入っていると、足が痛くなったり、雪が中に入って来たりするよ。
【Point】
歩き方
氷やゆかの上など、かたくてすべりやすい所を歩くときは、かかとから歩くと、すべって転びやすいよ!
スキー板
簡単にターンができるように開発されたカービングスキーがおすすめ。
【初心者・初級】
操作がしやすい短めの板 → 身長からマイナス10~15cm
【中級・上級】
中~急斜面でも安定しやすい長めの板 →身長からマイナス0~10cm
画像提供:PHENIX、ATOMIC
アドバイスをしてくれたのは…
パーソナルトレーナー
元SAJデモンストレーター
成澤 栞さん
プロフィール
スキー指導員の資格を持ち、冬はスキー場でインストラクター、夏はパーソナルトレーナーとして子どもから大人まではば広い年代に運動指導を行う。
全日本スキー技術選手権大会に出場するなどスキー選手としても活躍。現在、0才児の子育てに奮闘中!
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。