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大阪でどんな野菜が作られ、どんな魚がとれるか知っているかな。
今回は、11月の地産地消推進月間に合わせて、地産地消や大阪産(もん)について学ぼう。
地産地消は良いこといっぱい!
みんなは「地産地消」という言葉を聞いたことがあるかな。地元で生産された農林水産物を地元で消費することだよ。つまり、大阪で作られた野菜や果物、肉、魚を大阪に住んでいるみんなが食べることをいうんだ。大阪府では、11月を「地産地消推進月間」として、いつもより意識してもらえるよう、いろいろなイベントなどを行っているよ。
でも何で「地産地消」をすすめているんだろう。それは、「地産地消」には、良いことがたくさんあるからなんだ。近くで生産や収穫をされる物は新鮮でおいしいし、どんな所でどんな人が作っているか分かって安心だよね。それに、作っている場所から届ける場所まで近いから、運ぶときの二酸化炭素(CO₂)の排出量を減らせるんだ。
おいしくて安心で地球にやさしい大阪産(もん)!
エコチル7・8月合併号でも紹介したように、大阪には、めぐまれた自然がたくさんあるよ。そして、そんな自然から、さまざまな野菜や果物などの農産物や、肉や卵などの畜産物、木材や炭などの林産物、大阪湾で水あげされた水産物など、とてもたくさんの食材などが提供されているんだ。大阪府では、それらの大阪の農林水産物や加工品を、より多くの人に知ってもらうために「大阪産(もん)」と名付けてアピールしているよ。
最近は、パッケージやスーパーの札にロゴマークが印刷されていることも多いから、見たことがある人も多いかもしれないね。おいしくて安心して食べられて、地球にもやさしい「大阪産(もん)」! 住んでいる地域や、近くの地域にどんな「大阪産(もん)」があるか知って味わってみよう。
地産地消の良いところ
1.新鮮でおいしい!
近くで収穫された農産物は、運ぶのにかかる時間が少なくて新鮮なうちに食べられるよ。
2.作っている人の顔が見える!
どんな所でどんな人が作っているか分かるし、確認できるから、安心感があるよ。
3.環境にやさしい!
近くで作られた物は、運ぶきょりが少ないから、運ぶときに出る二酸化炭素(CO₂)を減らせるよ。
地産地消の目印!大阪産(もん)って何?
大阪府域で生産・収穫される農産物、畜産物、林産物、水産物と、それらを原材料として使用した加工品のこと。目印はこのロゴマーク!でもロゴマークが付いていなくても、それに該当するものは、すべて「大阪産(もん)」だよ。
ちなみに…「大阪産(もん)名品」というのもあって、大阪で愛され続けている菓子や飲み物など加工食品のことだよ!
守っていきたい「なにわの伝統野菜」
大阪の農業で一番多く作られているのは野菜!約半分が野菜なんだ。そんな大阪には、昔は独自の野菜がいろいろあったんだけど、品種改良されたり、農地が減ったり、洋食を食べることが増えたりして、地域独自の歴史や伝統を持つ品種はどんどん減ってしまったよ。そこで、大阪府では、伝統野菜を守っていくために、発掘と復活に取り組んでいるんだ。今は22品目が「なにわの伝統野菜」に登録されているよ。どんな野菜があるか知って、ぜひ味わってみよう。
画像提供:大阪府環境農林水産部農政室
>>>気になる「なにわの伝統野菜」はあったかな?売っている場所や収穫時期など、くわしくはこちら
野菜も果物も肉も魚も!
みんなのまちの「大阪産(もん)」を知ろう
大阪は、豊かな自然のめぐみがいっぱい!
みんなは、住んでいるまちの「大阪産(もん)」を知っているかな?!
イベントで大阪産(もん)を楽しくおいしく体験しよう!
Welcoming アベノ・天王寺
おおさかもん祭り~ Road to EXPO 2025 ~
キッチンカーや販売ブースなど、新鮮な大阪産(もん)やこだわりの大阪産(もん)名品が大集合!ワークショップもあるよ。
- 【日時】
11月9日(土)、11月10日(日)11時~17時
(雨天決行、荒天中止) - 【場所】
天王寺公園エントランスエリア「てんしば」
(大阪市天王寺区茶臼山町5-55) - 【お問合せ】
06-6210-9605
(大阪府環境農林水産部流通対策室)
>>>11月はその他にもイベントがたくさん!くわしくはこちら
監修:大阪府環境農林水産部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。