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田中一雄平塚市消防長(中央)と表彰を受けた原さん(左)、小宮さん(右)
勇気ある119番通報で、火災の被害を最小限におさえられたことに対して、平塚市消防本部が平塚市立豊田小学校6年生の小宮蓮翔さん、原唯人さんの2人に表彰状をおくりました。
同級生の2人は、4月6日夕方、公園で遊んでいたときに、近くのアパートから白いけむりが出ているのを発見。徐々に黒いけむりや炎が出てきたので「火事だ」と思い、スマートフォンで場所や状況を伝え、迅速な消火活動につなげました。
今回の火災では、けが人や他の建物への被害はありませんでした。
学校で「火事のときは119番」と先生から教わっていたことを覚えていた2人でしたが、実際にかけたのも、火事を見たのも初めて。住所が分からなかったので「看板に書いてあったアパートの名前を伝えました」(原さん)と機転のきいた行動も。「あとでよく考えたらこわかった」と無我夢中で通報していたことを話してくれました。小宮さんは今回の経験をして「自分で通報できなかったら、他の人に任せて、できることを探して」と呼びかけていました。
火事に出くわしたときは、自分の安全を第一に、勇気ある119番を!
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エコチル編集部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。
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