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今回は、マイクロマガジン社の太田和夫さんに、子ども向け雑学本などを読むことで、どういった力が得られ、その力をどのように生かせるのかなどのお話をお聞きしました。
今月のテーマ:本を読み、さまざまなことに 興味を持ってほしい
身の回りのことを科学的に見る力や、震災やトラブルに遭遇したときに適切に動ける知識を身に付けてほしい
マイクロマガジン社 第一編集部
太田 和夫さん
2017年にマイクロマガジン社へ入社し、手塚治虫生誕90周年記念マンガ書籍『テヅコミ』の編集に参加。以後、大人向けの絵本『城の少年』(作/菊地秀行・イラスト/Naffy)などを経て、現在は『大人も知らない? ふしぎ現象事典』などの子ども向けの書籍を編集。
子ども向け雑学本からいろいろなことを学んでほしい
マイクロマガジン社は、「世界に求められる、ユニークで斬新なエンターテイメントを発信する総合出版社」として、『転生したらスライムだった件』など、WEB発小説を中心に書籍化する他、近年は児童書にも力を入れているそうです。
「現在、子ども向け雑学本『大人も知らない?』シリーズがヒットしています。その中の1つ、『大人も知らない? サバイバル防災事典』では、もしたよれる大人が側にいないときに子どもがピンチになったら、一体どうすればいいのか、自分の身の守り方を学べる本となっています。自分で自分の命が守れることが子どもたちの自信につながってもらえればうれしいです」と、太田さんは話します。
いざというときに動けるように さまざまなことに興味を持とう
さらに、太田さんはこう続けます。
「身の回りのことを科学的に見る力や、震災やトラブルに遭遇したときに、適切に動ける知識を身に付けていることは、荷物にならない宝物です。この宝物は、情報と言いかえられるでしょうか。多くの情報を持っている人は、考え方や行動のパターンも多くなり、いろいろな状況に対応できる可能性が高いです。さまざまなことに興味を持ち、情報を集めてみてください!」
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。