【食育特集】食卓の定番お米についてくわしくなろう!!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2024.10.02

【食育特集】食卓の定番お米についてくわしくなろう!!

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普段、当たり前のように食べているお米。このお米は、いつごろから日本で食べられるようになったか、知っているかな? また、お米にふくまれている栄養素は? 今回は、私たちの食卓に欠かせないお米について、くわしく見ていくよ!

2000年前から食されていたお米

日本人の主食の1つであるお米。現在、お米は小麦と並んで世界の二大主食作物で、世界の多くの人々の主食になっているよ。そんなお米、実は本来日本列島には自生していない熱帯性植物なんだ。

お米(稲作)の起源は、インドのアッサム地方から中国の雲南省にかけての山間との説が有力で、中国の長江(揚子江)中流の遺跡から約6500年前の水田跡や灌漑設備が発見されているよ。

日本に稲作が伝わったのは、今から2000年以上前の縄文時代の終期とされ、日本の気候は、温暖でよく雨が降り、稲の栽培にとても適していることから稲作が定着。米は1年に1回しか作れないものの、よく乾燥させれば1年間は保存できることから、私たちの祖先は日本に最も良くあった作物としてお米を選んだと考えられているんだ。

お米を食べる量が減っている!?

ただ、海外でお米の需要が増えているのに対し、日本国内ではお米の需要が減っていて、水田面積も減少。お米が作られなくなった土地を再生させ、またお米を作れる状態にするには5年かかるといわれていて、米不足にはすぐ対応できないよ。

だからこそ、あと一口、みんながお米を食べる量を増やし、水田を守っていきたいね!

お米の栄養について知ろう!

お米には炭水化物、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンなど、さまざまな栄養素がふくまれているよ。お米の栄養成分の7割以上は炭水化物で、生きていくためのエネルギー源となるよ。炭水化物は体内で消化されるとブドウ糖となり、ブドウ糖を唯一のエネルギー源とする、脳や神経系の活動も支えているんだ。健康に暮らし、仕事や勉強に集中できる充実した日々を送るためのエネルギーを得るという点でも、お米は大切な栄養素だよ!

世界のお米を知ろう!

世界には大きくわけて、3つのお米の種類があるよ。


参考資料
>>> 農林水産省「お米と食料安全保障」
>>> 中国四国農政局「お米の教室」
>>> 農林水産省「お米と健康・食生活」

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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