【ニフレルだより】ミニカバとカバのちがいを知るのも楽しみの1つ「ミニカバ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
大阪
動物園だより
2024.09.02

【ニフレルだより】ミニカバとカバのちがいを知るのも楽しみの1つ「ミニカバ」

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今月のどうぶつ:ミニカバ

学名 : Choeropsis liberiensis
英名 : Pygmy hippopotamus
生息地:西アフリカ
偶蹄目 カバ科

去年8月に生まれたメスの「ネムネム」

ミニカバとカバのちがいを知るのも楽しみの1つ

ミニカバ(別名コビトカバ)という動物を知っていますか?カバとよく似た形をしていますが、カバとはちがう生き物です。

体の大きさはカバの半分の約1・7m、体重はカバの10分の1の約270㎏と、カバと比べるとかなり小柄です。そしてカバは水辺に、ミニカバは森林やぬまで暮らすといわれています。

すむ環境がちがうと顔の作りも異なります。カバは1日の大半を水場で過ごすため、水に入ったまま周りが見えるように目が高い位置にあり、鼻、目、耳が正面から見ると一直線上にあります。

一方ミニカバの目は正面から見ると少し横に付いていて、陸場で広い範囲を見渡して活動できるようになっています。体の作りはちがいますが、カバと同じ草食動物です。

親子で葉っぱを食べる「フルフル」と「ネムネム」

ニフレルでは3頭の赤ちゃんが誕生

実はミニカバは環境破壊により数が減っており、西アフリカの限られた地域にわずか2000〜2499頭しか生息していない絶滅のおそれがある動物です。国内での飼育や繫殖例も少ない生き物ですが、ニフレルではこれまでに3頭の赤ちゃんが誕生しています。

現在は、2番目に生まれたメスの「テンテン」と、去年8月に生まれたメスの「ネムネム」、そして母親の「フルフル」が暮らしています。カバとのちがいを探しながらニフレルのミニカバたちを観察してみてくださいね。

>>>「ネムネム」を間近で見てみよう!

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写真提供:ニフレル

協力・監修/ニフレル
吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内 ニフレル
TEL:0570-022060(ナビダイヤル)
https://www.nifrel.jp/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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