【食育特集】何を準備すれば良い?家庭備蓄を始めよう!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
東京
食育特集
2024.09.02

【食育特集】何を準備すれば良い?家庭備蓄を始めよう!

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いつ起こるか分からない災害に備えて、おうちでの備蓄を始めてみよう! 水に米に、かんづめに…他にはどのような物を準備すれば良いのかな? いっしょに学んでいこう!

できれば1週間分の食料を用意!

災害に備えるには、日ごろの準備が大切だよ。大きな災害が発生し、物流機能が停止してしまった場合、スーパーマーケットやコンビニの店頭で食品が手に入りにくくなるよ。さらに、電気・水道・ガスなどのライフラインが止まってしまうと、その復旧まで1週間以上かかるケースが多く見られるんだ。

そこで重要になってくるのが、家庭備蓄だよ。農林水産省の『緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド』で勧めているのが、ふだん使いの食料品を多めに買い置きし、使ったらその分を買い足す「ローリングストック」という備蓄術。最低でも3日分、できれば1週間分の食料品と水、カセットコンロなどを用意しておきたい、と記しているよ。

備蓄は何から始める?

備蓄を始める際は、最初にふだん食べている食料品をチェックし、人数や好みに応じた備蓄内容と量を決め、足りない物を補充。エネルギー源になる米などの主食、たんぱく質源になる肉や魚のかんづめ、レトルト食品、乾物などをそろえるよ。

そして、備蓄した食料品は放置せず、賞味期限が近付いた物からふだんの料理に使い、新しい物を追加させてね。常に一定量の食品がおうちに備蓄されていることが大切だよ!

おうちで備蓄を始めよう!!

おうちで備蓄を始めるにあたって、 何が必要になるのか具体的に見ていくよ。

これだけはそろえておこう!

カセットコンロとカセットボンベ
熱源は食品を温めたり、かんたんな調理をしたりするのに必要だよ。また、カセットボンベは1人1週間で6本程度必要になるよ。


飲料水として、1人当たり1日1Lの水が必要。調理などに使用する水をふくめると、1人あたり1日3L程度あると安心だよ。

かんづめ
調理不要で、そのまま食べられる物を選ぶと便利だよ。かん切り不要のプルトップタイプがおすすめ!


2kgの米が1ふくろと水と熱源があれば、1食75g(約0.5合)とした場合、約27食分になるよ。備蓄の柱となる食材だから、切らさないようにしようね。

他にもそろえておきたい物

主食(炭水化物)
□うどん、そば、パスタなどのかんめん
□カップめん類
□パックご飯

主菜(タンパク質)
□カレーやパスタソース、親子丼などのレトルト食品
□かつお節やにぼしなどの乾物
□大豆製品

副菜・その他
□タマネギやジャガイモなど、日持ちする野菜類
□さとうや塩、しょうゆ、めんつゆなどの調味料
□野菜ジュース、果汁ジュースなど
□インスタントみそしるや即席スープ
□チョコレートやせんべい、クッキーなどのおかし類


参考資料
>>> 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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