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9月は防災月間だよ。食品を備蓄する方法や、備蓄のポイントを紹介するよ。 これを機会に、おうちの備蓄を見直してみよう。
災害に備えよう!
地震や台風など、いつ起こるか分からない災害。もしものときに備えて、みんなのおうちでは食品を備蓄しているかな?大きな災害が発生すると、電気・ガス・水道などをしばらくの間、使えなくなる可能性があるよ。また道路が、がれきでふさがれるなどして、食品を運ぶ流れが止まる心配もあるんだ。そんなときにもこまらないように、おうちに食品を備蓄しておこう。
ローリングストックとは?
食品を備蓄する方法としておすすめなのが、「ローリング(回転)ストック(蓄え)」。災害に備えて蓄えておく食品を、普段の食事でも定期的に食べて、減った分を買い足たすことで、いつも一定の量の食品を保つ方法だよ。
食品を備蓄していても賞味期限切れに気づかなかったり、いざというときに食べ慣れていなくて、こまったりする場合があるけれど、ローリングストックだと安心して食品を備蓄できるよ。
備蓄食品を選ぶポイント
① 自分の好みに合った物
災害時は不安やストレスが強くなったり、食欲も無くなったりしやすいので、普段から食べ慣れている物や、自分の好みに合った物を備蓄しよう。
② 使い切りサイズ
災害時に停電になると、冷蔵庫を使えなくなるため、食べ切れるサイズの物を選ぼう。
③ ローリングストック
備蓄する食品の賞味期限は、6カ月程度が目安。ローリングストックは、廃棄が出ないので環境にも優しい備蓄方法。
備蓄食品チェックリスト
✅家族の人数× 3日分(できれば1週間分)
□ 飲料水 (命を守るため、飲料水は必ず備える。1人1日3ℓが目安)
□ 主食 (エネルギー源になる)
・精米、無洗米、パックご飯
・小麦粉、米粉、もち
・乾麺、即席麺、カップ麺(そうめん、うどん、 そば、パスタ)
・かんづめパン、乾パン
□ 主菜(たんぱく質を多くふくむ、食事のメインになるおかず)
・肉、魚、豆などのかんづめ
・レトルト食品(丼、カレー、パスタソースなど)
・充填豆腐
・フリーズドライソース類(丼、カレー、その他のソース)
・乾物(かつお節、桜エビ、煮干しなど)
□ 副菜(主食、主菜で不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源)
・野菜のかんづめ(トマトやコーンなど)
・乾物(のり、ひじき、切干大根、わかめなど)
・インスタント食品(みそ汁・スープなど)
□ 果物(ビタミン、ミネラルを補う)
・日持ちする果物、果物のかんづめ、果物ジュース、ドライフルーツ
□ 牛乳・乳製品、豆乳
・ロングライフ牛乳、粉チーズ、スキムミルク、豆乳
□ 菓子・嗜好品(おやつは心の栄養!)
・チョコレート、あめ、ビスケット、ようかん、せんべいなど
□ 調味料
・砂糖、塩、酢、しょう油、みそなど
□ その他
・ふりかけ、ジャム、はちみつ、焼きふなど
参考資料
>>> 農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
>>> 札幌市「災害時における食事ガイド」
情報提供
札幌市ウェルネス推進部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。