【新潟市水族館マリンピア日本海だより】カマイルカ|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
新潟
動物園だより
2021.12.13

【新潟市水族館マリンピア日本海だより】カマイルカ

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カマイルカ

学名:Lagenorhynchus obliquidens
クジラ目 マイルカ科
生息地:北太平洋

名前の由来は草かりがまに似た背ビレ。通常は大きな群れで行動します。

生まれてくるという「奇跡」

イルカといえば、全身灰色のハンドウイルカが思いうかびますが、日本海でよく見かけるのは、一回り小さい、黒、白、灰色の3色が特徴のカマイルカです。 マリンピア日本海で飼育している10頭のイルカのうち、7頭がカマイルカです。そのうちの3頭が、水族館で生まれました。

2019年7月、初めてイルカの出産をむかえたマリンピア日本海のイルカプールに緊張感がただよっていました。生まれたばかりの仔イルカは、かべに激突するなどの危険があります。仔イルカは乳を飲むでしょうか?母イルカは面倒を見てくれるでしょうか?さまざまな問題を想定し、準備を整えながら、当日をむかえました。「準備したものがいらないのが、一番うれしい」とトレーナーさん。


生まれる直前。尾ビレが見えます

生きていくという「幸せ」

そのとき生まれた仔イルカが今は2才。母イルカといっしょにイルカショーにも登場しています。今年の7月13日(火)に生まれた仔イルカと合わせて、3年連続でイルカが生まれています。成長の様子を見ることができて、おもしろいですね。

トレーナーたちの日々の努力のおかげで、私たちが出産のような場面もふくめ、動物の生き方を見て学ぶことができます。すこやかに成長するカマイルカの姿を見て、あなたも元気をもらってはいかが?

親子で寄りそって泳いでいます

マリンピアニュース

クリスマス アンダー・ザ・シー

今年のクリスマスは、マリンピア日本海で海中気分を味わってみませんか? クラゲがただよう3本の水槽とともに、2,100個のLEDライトで青く光る約4・5mの天然モミの木を、本館地下のマリンピアホールに展示。幻想的な雰囲気をぜひ楽しんでください。展示は12月28日(火)まで。


写真提供:新潟市水族館マリンピア日本海

新潟市水族館マリンピア日本海
〒951-8555 新潟市中央区西船見町5932-445
TEL 025-222-7500
https://www.marinepia.or.jp/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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