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ナンヨウハギ
学名:Paracanthurus hepatus
スズキ目 ニザダイ科
生息地:インド洋や太平洋のサンゴ礁
水槽で一緒に展示している多種多様な種類の魚の中で、1番に病気にかかることが多いため、特に気にかける種類のひとつです。
海中では自由自在
サンゴ礁にすみ、黄色や青色が美しい色彩が特徴の魚です。映画に登場したこともあるので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この魚の仲間は尾びれの付け根にトゲがあり、英名ではサージャンフィッシュ(外科医の魚)と呼ばれます。このトゲにふれると手術で使うメスのように切れてしまうと言われていることから、この名前が付きました。
胸びれをパタパタと羽ばたかせていそがしそうに泳ぎ、素早く急に方向を変るなど、器用に泳ぐことができます。平たい体でサンゴ礁のようなゴツゴツとした複雑なすき間に入りこみ、横向きになるなど変な格好で眠ることもあります。
尾びれの付け根には、1cmくらいのトゲが頭の方向に生えています
コマツナが大好物
口にはギザギザとした歯が並んでいて、好物である海藻をかみちぎって食べます。水族館では、毎日海藻を用意するのが大変なので、ゆでたコマツナをあたえています。
さらに観察を続けると、コマツナの根の部分をナンヨウハギだけでうばい合っているではありませんか! すっかりボールのように丸くなったコマツナの根っこを数ひきでうばい合う様子は、まるでサッカーをしているようです。最後のひと口が魅力的なのは、魚も人も同じなのかもしれませんね。
えさのコマツナは、くきより葉の部分が先になくなります
アクアマリンニュース
アクアマリンクリスマス
カワウソなど人気のぬいぐるみや、貝がらでかざった高さ mのアクアマリンツリーが登場。また、海をイメージしたイルミネーション「マリンスノーイルミネーション」は、海の中にいるような幻想的な雰囲気を味わえます。期間は 11月20日(土)から12月25日(土)まで。
写真提供:アクアマリンふくしま
アクアマリンふくしま【ふくしま海洋科学館】
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