【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】乾燥した陸地で暮らす大型で活動的なカメ「ケヅメリクガメ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
相模原
動物園だより
2024.07.01

【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】乾燥した陸地で暮らす大型で活動的なカメ「ケヅメリクガメ」

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今月のどうぶつ:ケヅメリクガメ

学名:Geochelone sulcata
カメ目 リクガメ科
生息地:アフリカ大陸北東部から中部、西部 砂漠の周辺やサバンナなどに生息

しっぽと後足の間にある「けづめ」が名前の由来。こうらの長さは約60~70cm、体重約20~50kg。大きい個体は80cm以上になることもあります。

乾燥した陸地で暮らす大型で活動的なカメ

ゾウガメ類に次いで大型になる種です。こうらは上部が平らで、前方はシャベル状にとがって反り上がっています。また、前足にもシャベルのようにとがった大きなうろこがあります。生息地では穴をほって生活しているため、こうらも前足も、それに適した形状になっていると考えられます。明け方と夕方に活発に行動し、昼と夜は穴の中で休みます。乾季になると巣穴で休眠することもあります。

えさはイネ科の植物や野草、花や果実、サボテンなど。水分を多くふくむ植物を食べることで、水分摂取もできます。

カメは声帯がないため鳴かないといわれていますが、個体によっては「キュー」「グェー」といった音を出すことがあります。これは空気をはき出す音といわれ、時には病気で鼻がつまって口呼吸をしていることが原因の場合もあるので、飼育下では健康チェックをしてあげる必要があります。

小松菜も大好き

個性が異なる2頭に会いに来てね!

ふれあい動物広場には、活発に動き回る「きーたん」と、のんびり屋さんの「ペッパー」がいます。2頭は来園者のみなさんに大人気。今年の4月に開催したフェスティバルでは、きーたんが仮装をして、動物パレードに参加しました。ヤギやミニチュアホースといっしょに園内を歩き、たくさんの人が見に来てくれました


仮装でキメた「きーたん」

さがみはらニュース

ポニーが1頭仲間入り!

今年の春、新しくポニーが1頭仲間入りしました。名前は「ライラ」で男の子です。引馬やニンジンあげの練習を頑張っています!ぜひ会いに来て、背中に乗ったり、ニンジンをあげたりしてくださいね。他のポニーたちも待っています!


写真提供/相模原麻溝公園ふれあい動物広場

協力 ・ 監修/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
〒252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1
Tel.042-778-3900
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