【埼玉県こども動物自然公園だより】広い池でゆったり泳ぐ「カピバラ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
埼玉
動物園だより
2024.07.08

【埼玉県こども動物自然公園だより】広い池でゆったり泳ぐ「カピバラ」

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今月のどうぶつ:カピバラ

学名:Hydrochoeris hydrochaeris
げっ歯目 テンジクネズミ科
生息地:南アメリカのパナマからアルゼンチン北東部

下は、当園冬の風物詩「カピバラ温泉」。カピバラが温まるかわいらしい姿にいやされる人が続出!

広い池でゆったり泳ぐ

ネズミの仲間では一番大きく、大人になると60kgほどに成長します。泳ぎが得意で、危険を感じるとすぐに水の中ににげこみます。冬の間は「カピバラ温泉」が大人気です。

5月、放飼場にはお風呂よりも広い深い池に水が入り、カピバラ本来の泳ぐ姿を見ることができます。さらに、カピバラ・ワラビー広場に入ってすぐ右手の水たまりでは、カピバラたちがどろ浴びをする姿も見ることができますよ。


気持ち良さそうに泳ぐ姿

埼玉の暑い夏を乗りこえるために?

カピバラは野生下では川のほとりや湿地帯に生息しています。ジャガーなどの天敵から身を守るため、なるべくにおいを残さないよう水中ではいせつをします。動物園では天敵はいませんが、習性で水中でも多くフンをしています。

カピバラは暑い南アメリカに生息し、野生下では自分ですずしい場所に移動したり、すずしい時間に行動したりできますが、動物園ではどうしても限られた行動しかできなくなります。埼玉の暑い夏を少しでもすずしく快適に過ごせるよう、池の清掃や泥場の整備などがんばっていきます!これから暑い日、冬のカピバラ温泉とはまたちがった魅力のカピバラ・ワラビー広場にぜひお立ち寄りください♪


どろ浴びには冷却や寄生虫対策、皮膚の保護といった効果がある

こども動物自然公園ニュース

コツメカワウソの赤ちゃんが産まれました!

3月にコツメカワウソのロク(オス)とツクネ(メス)の間に赤ちゃんが産まれました!親になった2頭は、巣箱の見張りやえさを運んであげるなど、おたがい協力しながら子育てをがんばっています。5月から公開が始まったのでぜひ会いに来てください。


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

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エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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