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今回は、子どものころから書を書くことが大好きで、現在は書峰社書道で子どもたちに書道を教えている早坂さんにお話をうかがいました。
今月のテーマ:資源を大切にすること
子どものころから基本的な生活習慣を身に付けることは、自然と物を大切にする心を育む
㈱書峰社書道
早坂 洋平 さん
書歴20年。1993年生まれ。札幌市出身。好きな動物はネコ。座右の銘は「継続は力なり」。講師として働きながら、新しくなった本部校で現在も、書を学んでいる。
資源をむだにしない
早坂さんは小学生のころから書を書くことが好きで、現在では書峰社書道で講師をしています。「書道教室では書を書くことだけではなく、姿勢やあいさつ、片付けなど基本的な礼儀作法や人としての基本も指導してくれました。例えば、教室で使用した筆は毎回水を使って洗うのではなく、練習で使い終わった反古紙でふきとります。書峰社書道では再利用が難しい物は、資源を最後まで使い切ってむだにしないという活動を72年以上続けています。また、講師が雑巾を使って教室の水ぶき掃除を行います。よごれていてもティッシュなどは使わずに雑巾を使えば、資源がむだになりません。」
基本的な生活習慣
早坂さんから小学生のみなさんにメッセージをもらいました。「字を覚えたり、きれいに書いたりすることと同じくらいに、あいさつをすること、ぬいだくつをそろえること、自分で使った物を自分で片づけることは、大人になっても大切なマナーです。基本的な生活習慣を子どものころにきちんと身に付けてきた人は、物を大切にできる大人になると思います。そういうところから、エコ活動が自然とできる大人になってほしいと思います。」
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。