【埼玉県こども動物自然公園だより】世界キリンの日「キリン」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
埼玉
動物園だより
2024.06.10

【埼玉県こども動物自然公園だより】世界キリンの日「キリン」

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今月のどうぶつ:キリン

学名:Giraffa camelopardalis
偶蹄目 キリン科
生息地:東アフリカ

オスが戦うときの武器にもなる長い首。その骨の数は人間と同じ7個しかありません。

世界キリンの日

毎年、夏至の日は世界キリンの日!キリン保全財団(GCF)が陸上に暮らす動物の中で背が最長(高)だということにちなんで、1年で昼の時間が最長である夏至を「世界キリンの日」と定めました。毎年この日、世界中の動物園や保護団体がイベントを通してキリンの情報を発信し、野生のキリンに対する意識や支援を高める活動をしています。


寿命は約20〜25年

キリンを守るためにできることは?

国際自然保護連合(IUCN)は、キリンが絶滅するおそれがあるとして、2017年の7月に絶滅危惧種を掲載したレッドリストに加えました。キリンはゾウやサイに比べると注目される機会が少なく、「静かなる絶滅」に向かっているともいわれています。

生息数が減っているということは、野生のキリンはもちろん、動物園でさえ「キリンを見ることができなくなる未来」があるということです。どの絶滅危惧種にもいえることですが、その原因の多くに私たち人間が関わっています。

私たちにできることは、まずは動物の現状を知ること。動物園を訪れた際は、学ぶことを忘れないでください。そしてそれを多くの人に伝えてください。その一歩が多くの動物を救うきっかけになるはずです。


木の葉を食べるキリンたち

こども動物自然公園ニュース

アマミトゲネズミの一般公開を開始

南西諸島の固有種であり、絶滅のおそれのあるトゲネズミ類。当館をふくめた日動水加盟7園館は、2017年からアマミトゲネズミの飼育繁殖に取り組んできました。エコハウチューの「よるのせかい」で、奄美大島の生物の多様性や魅力にふれてみませんか?


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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