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今回は、立命館慶祥中学校3年生のK.K.さんに、自然科学部でのコンポスト(生ごみを微生物の力でたい肥に変える方法)の研究について、お話をうかがいました。
今月のテーマ:コンポストの研究
コンポストのおもしろさを知って、 研究に没頭中! もっとたくさんの人たちに コンポストのすごさを広めたい。
立命館慶祥中学校 3年生
川村 恒樹 さん
札幌市立北野小学校卒。現在、立命館慶祥中学校3年生。部活動は自然科学部所属。
ダンボールを使って肥料ができる!
川村さんがコンポストの研究を始めたのは中学1年生のとき。「立命祭でダンボールアートを制作したのですが、大量のダンボールのごみが出ました。それをちぎってコンポストに活用したことが、研究を始めたきっかけです。ダンボールを使って肥料ができることがおもしろく、研究に没頭しています。ダンボールが分解されるには1年間ほどかかりますが、野菜などは3週間ほどで分解されます」と川村さんは話します。
さまざまな企業とコラボ進行中
現在、企業とのコラボも進行しているそうです。「札幌の和菓子メーカーに協力いただき、立命農園で育てたカボチャを使ったオリジナルのお菓子を作るプロジェクトが進行中です。また、(株)komhamさんのスマートコンポストを校内に設置し、実証実験も行っています」と川村さん。今後は自然科学部内で発表を行うことで、他の生徒たちにもコンポストをもっと知ってもらいたいと考えているそうです。「小学生のみなさんも、コンポストについてくわしくなってください。また、慶祥はいろいろな部活動がありますし、たくさんのチャレンジができる学校です。みなさんもぜひ来てくださいね!」
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