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港北区新吉田第二小学校にて、体育館のフローリング材を使った「ソーマキューブ工作ワークショップ」が3月11日(月)に行われました。
横浜市では、学校の体育館の工事で、ゆかとしての寿命をむかえた無垢のフローリング材が毎年60㎥ほど発生しています。現在、これらは産業廃棄物の木くずとして廃棄された後、木質チップ化して燃料などにリサイクルされています。そこから一歩ふみこみ、アップサイクルによって、体育館の床材から理科室のいすを作成するなど、フローリング古材を可能な限り木材として使うことで、SDGsや、CO₂の排出量をゼロにする脱炭素社会をおし進めるだけでなく、多くの人の行動や意識の変化につなげようとしています。
ワークショップ当日は、使用する木材の説明を受けた後、ソーマキューブの制作を開始! 実際に体験した子どもたちからは、「ソーマキューブはおくが深い」「使わなくなった木材を別の物に加工して使う発想がすごい」といった声が聞かれました。
楽しみながら、SDGsやアップサイクルについて学べる良い機会になったようです。
横浜市建築局 学校整備課、エコチル編集部
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エコチル編集部
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。
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