【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】ヒツジはウシの仲間 体の構造が似ているよ「ヒツジ」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
相模原
動物園だより
2024.05.01

【相模原麻溝公園ふれあい動物広場だより】ヒツジはウシの仲間 体の構造が似ているよ「ヒツジ」

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今月のどうぶつ:ヒツジ

学名:Ovis aries
偶蹄目 ウシ科
生息地:世界中で家畜として飼育

同じ種類でも毛の生え方が異なり、体重40〜150㎏と種類によって体格に差があります。寿命は10年ほどですが、20年近く生きる個体もいるそうです。

ヒツジはウシの仲間 体の構造が似ているよ

ヒツジはウシと同様に4つの胃を持ち、一度飲みこんだ物を口にもどし、また飲みこんでは消化します。ウシと異なる特徴は口と目の形。ウシは上唇が平らで分厚く、ヒツジは上唇が左右に分かれています。これを器用に動かし、地面をはう短い草や木の葉を上手に食いちぎって食べます。

目は草原などの開けた場所でも天敵の姿を確認できるよう進化し、視野は270~320度といわれています。ひとみは横に長い楕円形で、周囲が暗くなると、光を集めるために丸くなります。また、眼球を50度近く回転させることができ、首を曲げて草を食べているときでも、直立時と同じような視野を保つことができます。

人なつこく、えさをねだる様子

ふれ合って感じてヒツジのことを学ぼう

ふれあい動物広場には、コリデール、サウスダウン、マンクスロフタンの3種類のヒツジがいます。ふれあいコーナーの開場日には、さわったり、ニンジンをあげたりすることもできますよ。実際にふれ合うことで、ヒツジたちの性格や毛質など、それぞれのちがいをはだで感じてください。

当園では毎年暑くなる前に毛刈りを行い、刈った毛は、きれいに洗ってカラフルに色を付け、羊毛クラフトなどのイベントにも使用しています。


元気良く「ふれあいコーナー」へ

さがみはらニュース

5月恒例!ヒツジの毛刈りショー

毎年5月の平日に、ヒツジの毛刈りショーを行います。ヒツジについて話を聞けたり、ハサミを使って毛刈り体験をしたり、毛刈り前と後のさわり心地を比べたりできますよ。開催日時など詳細は、ふれあい動物広場のブログをご覧ください。


写真提供/相模原麻溝公園ふれあい動物広場

協力 ・ 監修/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
〒252-0328
神奈川県相模原市南区麻溝台2317-1
Tel.042-778-3900
https://harmonysagamihara.amebaownd.com

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