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暖かくなり、外で体を動かしたくなる季節になりましたね。自然体験や社会体験などは、五感を通じて環境について学ぶことができる絶好の機会です。今月は、全国で環境教育等促進法に基づき認定されている「体験の機会の場」をご紹介します。
自然とふれ合い環境問題を考えよう
みなさんは、自然環境についてどのように学んでいますか?本やインターネット、SNSでもたくさんの情報が得られますが、森や川などの自然とふれあったり、廃棄物処理工場などでリサイクルの様子を見学したりすると、もっとたくさんのことを学ぶことができます。
見たり、聞いたり、さわったり、五感を通じて体験することで、自分の身近な生活と環境問題の関わりを実感できるかもしれません。そして、その体験が地球環境について考え、具体的な行動を起こすきっかけにつながっていくかもしれません。
行ってみよう!体験の機会の場
「体験の機会の場」は、環境について学べる場所として、企業やNPOなど民間団体が提供している施設。2024年4月現在、全国で33カ所が都道府県知事等から認定されており、学校の授業や企業の社員研修などでも利用されています。
森林でのフィールドワークなどを体験し自然を守る大切さを学ぶことのできる自然学校や、リサイクルの様子を見学して資源の大切さを学べる廃棄物処理工場、公害の経験について学ぶことができる公害資料館など、さまざまな「体験の機会の場」があります。ぜひ活用して、体験活動をしてみましょう!
「体験の機会の場」活動事例
サンデンフォレスト(群馬県前橋市)
- 認定事業者名:サンデン株式会社
- 認定:平成26年8月・前橋市
石坂産業株式会社
くぬぎの森環境塾(埼玉県)
- 認定事業者名:石坂産業株式会社
- 認定:平成25年3月・埼玉県
清泉寮新館及びキャンプ場を含むその周辺の森林(山梨県)
- 認定事業者名:公益財団法人キープ協会
- 認定:平成24年12月・山梨県
全国の「体験の機会の場」
2024年4月時点で、全国33カ所の「体験の機会の場」があります。
みなさんも訪れて、さまざまな体験活動をしてみませんか?
環境省WEBサイト、コンセプトムービーもチェックしてみてください♪
動画などで「体験の機会の場」を分かりやすく紹介しています。
気になる施設があったら、活動に参加してみませんか?
環境省「体験の機会の場〜SDGs実現に向けた環境教育〜」コンセプトムービー
「体験の機会の場」
参加者のみなさんの声
監修:環境省 総合政策課 環境教育推進室
エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。