【埼玉県こども動物自然公園だより】ポニーコーナーの新入り「ポニー」|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
埼玉
動物園だより
2024.05.07

【埼玉県こども動物自然公園だより】ポニーコーナーの新入り「ポニー」

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今月のどうぶつ:ポニー

学名:Equus caballus
奇蹄目 ウマ科
生息地:イギリス、スコットランドで家畜化

さくごしに顔を合わせ慣らしていきます。近づいたり追いかけたりしながらほどよいきょりを保っていきます。

ポニーコーナーの新入り

昨年、ポニー舎に新しい仲間として北海道生まれのメスのポニー「アチュイ」がやって来ました。名前にはアイヌ語で海という意味があります。8才のアチュイは、ポニー舎で一番の若手のユキオよりも年下です。新しいポニーがやって来てまず初めに行うのは「検疫」です。「検疫」とは一定期間病気や寄生虫があるか検査し、外から病気を持ちこまないようにすることです。いつもは他の動物に接触しないよう動物病院の検疫舎で行いますが、今回は飼育場所の都合でポニー舎内での「現場検疫」を行いました。


つがるとアチュイ

免疫の後はついに顔合わせ

検疫が終わったら、次はいよいよ他のポニーたちとの顔合わせです。とはいえ最初からいっしょにはしません。初めはポニーたちが普段いる運動場ではなく、その近くにある運動場へ。おたがい姿が見える場所で過ごすことで、存在を知っていきます。久々に外に出たアチュイは、検疫中の運動不足を解消するかのように走り回っていました。さくごしの顔合わせが終わったら、いよいよ同居。おとなしいポニーから数頭ずついっしょにして慣らしていきます。その後、無事ポニー舎の仲間入りを果たしたアチュイは、先日練習を終えて、乗馬体験デビューしました!


走り回るアチュイ

こども動物自然公園ニュース

ウシの赤ちゃんが生まれました

2月にブラウンスイス種のジャスミンにメスの赤ちゃんが生まれました。生まれたときの体重は52㎏と大きく、5日後にはお母さんの真似をして乾草も食べ始めていました。今は薄茶色の体が、成長と共にどんな色に変わるのかをぜひ観察しに来てください!


写真提供:埼玉県こども動物自然公園

埼玉県こども動物自然公園
埼玉県東松山市岩殿554
TEL:0493-35-1234
https://www.parks.or.jp/sczoo/

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エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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