【エコチル特集】残さず食べて食品ロスを減らそう!!|地球にやさしい子ども達を育む環境教育メディア  
北海道
特集
2024.01.22

【エコチル特集】残さず食べて食品ロスを減らそう!!

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日本では、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品「食品ロス」がたくさんあります。もったいない「食品ロス」を減らすために、1人1人ができることを考えて、取り組んでいきましょう。

1年間に捨てられている食べ物は約523万t!!

「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられる食品のことをいいます。日本の食品ロスは1年間に約523万t(令和3年度)! これは国連世界食糧計画(WFP)が世界80カ国で約1億2,820万人に対して行った食料支援量(約440万t)の1.2倍もの量に当たります。

SDGs(持続可能な開発目標)、国、都道府県や市町村、企業でも、食品ロスを減らす取り組みが進められています。国では、家庭から出る食品ロスを、2030年度を目標に、2000年度の半分にすることを目指しています。

食品ロスを減らすための北海道の取り組み

北海道でも、食品ロス削減のためのさまざまな取り組みをしています。その1つが、「どさんこ愛食食べきり運動」です。「おいしく残さず食べきろう!」をスローガンに、市町村、企業、学校などと連携してイベントや講演会などを行っています。昨年10月には、ほっかいどう食品ロス削減セミナーを大学生を対象に開催しました。「今日からできるみんなの食品ロス削減術」をテーマに、「ヘタを下にして果物を保存した方が長持ちする」など、すぐに実践できるアイデアが紹介されました。

また、年末年始の外食やテイクアウトなどの機会が増える12月と1月は、「年末年始食べきりキャンペーン」を実施中です。「外食では食べきれる分だけ注文する」、「おうちで食べきれなかったごちそうは、リメイクして食べきる」など、ちょっとした心がけと工夫で、食品ロスを減らしましょう。

農畜産物や魚介類などが豊富にとれる国内最大の生産地に暮らす私たちだからこそ、「もったいない」の心を大切に、1人1人が食品ロス削減に取り組んでいきましょう。

北海道は食品ロス削減のため「どさんこ 愛食食べきり運動」を推進しています!
>>> くわしくは こちらから

【図1】消費期限と賞味期限って?
「消費期限」と「賞味期限」のちがいを知って食品ロスを減らしましょう!

目指せ! 食べきり・使いきりマスター!
食品ロスを減らす「チェックリスト」

食品ロスを減らすための行動をどれくらいできていますか? おうちの人とチェックしてみましょう。

買い物編
□ 買い物の前に冷蔵庫をチェックしている。
□ バラ売りや少量パックなどを利用し、必要な分だけ買っている。
□ すぐに食べる予定の食品は、 手前に並んでいる物を選んで 買っている。

料理編
□ 家族の予定を確認し、作り過ぎに注意している。
□ 野菜や果実の皮のむき過ぎに注意している。
□ 野菜のくきや皮を使うなど、食材を有効に活用しながら、上手に使いきっている。

食事編
□ 好ききらいなく、残さず食べている。
□ 食べきれなかった物は、他の料理に作り変えたり、冷凍保存したりしている。

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監修:北海道農政部食の安全推進局食品政策課

この記事を書いた人WRITER
エコチル編集部

エコチルは、地球環境保全に取り組む子ども達を育むとともに、学校や家庭でのエコライフ推進を目的としたメディアです。

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