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今月のどうぶつ:ブンチョウ
学名:Padda oryzivora
スズメ目 カエデチョウ科
生息地:インドネシア(ジャワ島・バリ島)原産
草原や農耕地、明るく開けた低木林を好む
たくさんの巣箱が並ぶ「ブンチョウマンション」
熱帯地方原産のコンパニオンバード
活発で人になつきやすいブンチョウは、人と密接な関係を築きやすい「コンパニオンバード」の一種です。
成鳥は体長14㎝前後、体重25g程度。赤いくちばしと目の周りの赤い輪(アイリング)は血液がすけて見えている色で、健康状態を確認できるポイントです。熱帯地方原産なので、寒さに弱く、高い平均体温(約42℃)を常に保つ必要があります。羽毛のよごれや虫を取り除き、ツヤツヤに保つため、十分な水浴びも大切です。寿命は約8~10年といわれていますが、育て方次第ではもっと長生きすることもあります。
とがった太いくちばしも特徴
園内のバードケージで間近に観察してみよう
ふれあい動物広場の「ウォークインバードケージ」には、ノーマルブンチョウ、サクラブンチョウ、シロブンチョウが、合わせて90羽ほどいます。
基本的にはバードケージ内で放し飼いになっているので、中に入って間近で見ることができます。たくさんの巣箱を並べて設置している様子は、愛鳥家のみなさんから「ブンチョウマンション」と呼ばれ親しまれています(巣箱は定期点検・整備のため外していることもあります)。人が近付くと、にげてしまうことも多いのですが、えさをあげたとき、いっせいに集まって来て食べる光景は迫力がありますよ。
えさに集まるブンチョウたち
さがみはらニュース
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写真提供/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
協力 ・ 監修/相模原麻溝公園ふれあい動物広場
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